◎ ユビキタス&ユニバーサル情報環境シンポジウム 2007を開催
 3月5日(月)、小金井キャンパス11号館において、「ユビキタス&ユニバーサル情報環境シンポジウム 2007」を開催しました。このシンポジウムは、東京農工大学・文部科学省・科学技術振興調整費・新興分野人材養成プログラムの採択を受けて開催しているもので、本年度で第2回となります。
 小畑秀文学長の開会挨拶に続き、メディア教育開発センター教授・本学客員教授の黒須正明先生から、人間中心設計の基本的考え方や、最新の活動状況についてご講演いただきました。次に、企業の立場からの特別講演として、NECメディア情報研究所所長の山田敬嗣氏から「人と社会、人と環境、企業と社会との共生を支援するシステム」について、また、日立製作所研究開発本部技師長の中川泰夫氏から、日立における産学連携の取り組みについて、豊富な実例とともにご紹介いただきました。
 その後、本人材養成プログラムの大きな特徴である長期インターンシップについて、パネルディスカッションによる討論が行われました。オープニング講演では日立製作所人材戦略室採用グループ部長の家次晃氏から、企業が必要とする人物像とインターンシップへの期待についてご講演いただきました。パネラーには、本プログラムでのインターンシップ修了学生3名の他、日立製作所主管研究員の畑岡信夫氏、ACCESSシニアスペシャリストの山上俊彦氏、富士通研究所主管研究員の石垣一司氏を招き、会場からの多くの質問も交えて様々な意見交換がなされました。
 当日は、50名を超える学生、企業、本学および他大学教職員、一般市民の方が参加し、カリキュラムやインターンシップについて熱心な質疑応答が行われました。
 
 
 
  
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