◎ 平成18年度 公開講座を開催
「遺伝子操作アドバンスコース」 
 - 1月24日(水)〜1月26日(金) -
 本コースは、初心者を対象として、実習を通じて遺伝子操作の基礎を学んでいただくもので、遺伝子実験施設の設置当初より公開講座として実施しています。
 参加者は大学教員や民間企業の研究開発担当者が多く、社会人を対象としたリカレント教育と して評判が高いものです。
 実習内容は、大腸菌を培養し、組換えタンパク質の発現を誘導します。次に、回収した大腸菌から組換えタンパク質を精製し、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により検出し、抗体との反応により目的のタンパク質であることを確認します。関連の講義を含めて、遺伝子実験施設の専任教員が全てのプログラムを担当しています。
 参加者の中には、昨年9月実施のトレーニングコース受講生も多く含まれており、本公開講座に対する受講生の満足度が高いことが実証されました。コース終了後の懇親会で、異分野間の情報ネットワークもできあがり、それぞれの参加者が得意な分野を拡大するのに役立ったと思われます。 
  
   
  
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