農業市場学研究室の学生たちが 第6回NHK教育フェアイベントへ参加

 11月3日(金)、4日(土)に、NHK教育フェアの一環として開催された秋のふれあい広場「ふるさとの食 にっぽんの食」東京フェステイバルへ、連合農学研究科生物生産学専攻3年の加賀美思帆(かがみ しほ)さんをはじめ、所属する農業市場学研究室(小野直達研究室)の学生を中心に約15名の学生が参加しました。
 「食と農から学ぶ」をテーマに「食農教育」の観点から、自作パネル及び食品の原料等の展示により日頃の研究成果を発表し、来場した多くの方から質問を受け、また共感を得ることができ、イベントは大盛況でありました。
 加賀美さんをはじめ参加した学生も、日頃味わえない貴重な体験ができたとの感想を述べており、来年に向けてさらなる研究発表が期待されます。
 NHKの関係者からも今回の発表内容が大変素晴らしかったので、ぜひ次回も参加をしてもらいたいとの連絡を受けており、他の学生でイベント参加希望の方がいましたら、ぜひお待ちしているとの連絡も受けておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
  ※ NHK教育フェア2006のホームページ : http://www.nhk.or.jp/kyoiku/fureai/index.html
 
  
【イベント参加に寄せて】 農業市場学研究室 宇奈手めぐみ
加賀美 思帆
  
 NHK秋のふれあい広場「ふるさとの食 にっぽんの食」東京フェスティバルは今年で6年目を迎えます。清々しい秋晴れのもと渋谷にあるNHK広場には様々なブースが設けられ、多くの家族連れでにぎわいました。
 本学農業市場学研究室は、食料プロジェクトに「食農教育」をテーマに掲げ、てんさい、サトウキビ、こんにゃく、バナナの4品目の生産・流通・加工・消費をわかりやすく大きなパネルに描き、訪れる人々の質問等に答えました。北海道から取り寄せたてん菜に、多くの人々がブースの前で足を止め、「生まれて始めて、てん菜を見たよ」と大変驚かれていたのが印象的でした。また、こんにゃく芋も加工される前の現物に触れる機会が少ないことから、「こんにゃく」がどのように製造され各家庭まで届くかなど、様々な質問等を受けました。
 未就学児から年配者まで来場者の方々には、この催しを通して普段口にしている食べ物が多数の過程を経ていること、また食べものの大切さを見直して頂けたのではないでしょうか。来場者と交わした言葉や表情等は、学内では体験できないような新鮮なものでした。今、振り返ってみても、この催しへの参加は来場者にも私たちにも貴重な経験であった、と改めて感じられました。 
  
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