◎ 平成18年度 関東ブロック「大学知的財産戦略研修会」を開催

 12月12日(火)学術総合センター 一ツ橋記念講堂にて、文部科学省との共催により、平成18年度 関東ブロック「大学知的財産戦略研修会」を開催しました。
 本研修会は、文部科学省「大学知的財産本部整備事業」の一環である「大学知的財産戦略研修会」を関東ブロックの幹事校として本学が開催したもので、関東地区を中心とした大学関係者をはじめ、企業の知財・研究開発関係者や官公庁の方々を含む約250名の来場者がありました。
 研修会は、文部科学省の研究環境・産業連携課技術移転室長補佐の吉田氏による基調講演「−産官学連携の現状と今後の施策について−」を皮切りに、新日本監査法人公認会計士の江戸川氏(本学顧問)の特別講演「−大学等の株式取得に係るガイドライン等−」、首都大学東京知的財産マネージャーの馬場氏、電気通信大学知的財産マネージャーの井桁氏、東京工業大学産学連携コーディネーターの林氏、横浜国立大学理事の渡辺氏、早稲田大学知的財産本部参与の藤本氏、及び本学産官学連携・知的財産センター小島教授による「−大学知的財産本部の新しい課題と取り組みの現状−」について、プレゼンテーションが行なわれました。
 我が国の知財を中心とした政策動向を分かりやすく解説頂いた吉田氏の講演、大学の株式取得に関する具体的な規定整備・課題を解説された江戸川氏の講演、そして各大学による先進的な取り組みや直面する問題についての発表と質疑応答によって、各大学・企業が直面している具体的な産官学連携の課題解決に大いに参考となる研修会となりました。
 また終了後は、場所を学士会館に移して、情報交換会を開催し、和やかな中にも率直な意見交換が行なわれ、大変有意義な研修会となりました。
 

 

<文部科学省研究環境・産業連携課技術移転室長補佐 吉田氏>

 
 
  
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