第1回目は、講師として拓殖大学工学部情報工学科の岩澤京子先生を、ゲストとして松下電器産業（株）ヘルスケア社・バイオメディカル開発センターの若井純子氏を迎え、小金井キャンパス11号館にて開講しました。岩澤先生は、企業での就業や、海外留学などの豊富な経験をお持ちであり、企業と大学や、日本と海外の研究環境がそれぞれどのように異なるかについて講演いただきました。
第2回目は、府中キャンパス2号館で、講師として中央農業総合研究センター・病害抵抗性研究チームの高橋真美氏を、ゲストとして日本食品分析センター・多摩研究所の柏木さやか氏を迎え開催しました。高橋氏は、研究員として仕事を続けながら、2人のお子さんを育てていらっしゃいます。講演では、研究と育児との両立についてのこれまでの経緯と、ご自身の経験に基づくアドバイスをお話しいただきました。
両日とも、講演後には座談会を行いました。参加した学生からは、研究職への就職やキャリア形成に関する素朴な疑問が寄せられ、講師やゲストの先生方からのアドバイスにも、皆熱心に聞き入っていました。なお、この講座は、来年度も両キャンパスにて開催される予定です。
