◎ 平成18年度 公開講座を開催

 「子ども樹木博士」
   −8月27日(日)〜9月3日(日)−
 府中キャンパスにおいて、8月27日から9月1日までを自習日、9月2日と3日をテスト日に設定し、開催しました。昨年度までは、FSセンターで実施されてきましたが、今年度より、地域生態システム学科で実施することとなり、教員3名と大学院生・学生14名が、それぞれの日に対応しました。この講座は、本学が平成11年に始めたものですが、各地で賛同するプログラムが続出し、現在、全国規模のネットワークで行われています。
 
 参加者は118名以上(予習日39人以上+テスト日79人)で、小学生とその家族が大半でしたが、大人のみの参加者や義務教育の教員も散見されました。インストラクター役の学生は、1人で数人の受講者を受け持ち、約1時間30分をかけて構内の50種(普通コース)〜70種(上級コース)の樹木の名前や特徴、用途などについて説明した後、樹木名の鑑定テストを行い、正解した樹木名の数で初段から10段までの賞状が授与されました。子どもの知識欲は旺盛で、保護者よりも好成績の受講者が続出しました。
 緑あふれるキャンパス内で、子ども・家族・院生・学生などが、樹木を仲立ちに楽しく交流でき、来年の再会を約束した子どもがたくさんいました。
 
 なお、アンケートの一部を紹介しますと、居住地(府中38%、練馬区16%、小金井と三鷹各9%)、性別(男性53%)、学校(小84%、中9%、高6%)、受講理由(家族のすすめ47%、木に興味31%、以前来て面白かった19%)、公開講座をどこで知ったか(ポスターやチラシ25%、大学HP22%,市報22%、新聞13%)、評価(大いに満足44%、満足47%)という集計でした。
 
 
 
  
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