センターでは,金属,樹脂,木材などの材料を加工することができます.以下に代表的な加工方法を示します.
自分で加工することで,寸法や加工法などを確かめながら加工できます.また,機械加工に関する知識が得られるため,実験装置などを設計する際に,より良い設計ができるようになります.さらに,自分で加工することで経費の節減につながります.
センターのホームページにある設備マニュアルを一読してからお越し下さい.
センターに来たときに,
をセンター職員に伝えて頂ければ,機械の操作方法,加工手順についてご説明します.
機械加工をするときには,先ず準備が必要です.予め,以下のような準備(段取り)をして下さい.
どのようなものを作るか具体化する.
装置・部品を製作するために,その形や大きさを正確に,分かり易く描いた図面を用意して下さい.図面はものづくりにおける言葉です.製作したい装置・部品を他の人に説明し,理解して貰うための手段です.
機械加工の図面の書き方が分からない方は,[図面の書き方]を参考にして下さい.機械システム工学科の学生は,機械加工の図面(実寸, JIS-B0001を参照)を持参して下さい.
どんな工作機械を使って作るか,どのような工具や道具が必要か考える.
各工作機械には得意な加工分野や特徴があります.また,工具や道具にも得意な使用分野や特徴があります.加工に最適な工作機械や工具・道具を選ぶ必要があります.また,加工するときは材料の固定が重要です.場合によっては材料を固定するためのジグ(固定具)を製作する必要があります.
以上のような段取りが決まれば加工の8割は終わったに等しいと言われます.このように段取りは重要なことです.
先ずは自分で段取りを考えてから図面を持ってセンターに来て下さい.加工する品物を取り付ける部品や装置がある場合には,できる限り持参して下さい.
なお,センターに来るときは以下の点に留意して下さい.
工作機械のほとんどは大きな力で工具や工作物が回転します.回転に巻き込まれると大きな事故につながります.巻き込まれずに安全に加工を行うためには服装や心構えが重要です.
安全のためにを熟読し,センター職員の指示に従って下さい.指示に従わない場合には,利用をお断りすることがあります.
センター利用時間は09:00~16:30です.その他の利用規則は利用者心得を必ず読んで下さい.
所属,氏名,何を作るか(どういった作業をするのか)をセンター職員に伝え,センター職員の指示に従い作業して下さい.最適な作業をアドバイスします.不明な点が有れば質問して下さい.
センター職員に無断で作業をしないで下さい.
センター所有設備の利用履歴は,パソコンで管理しています.加工開始時刻,終了時刻,利用者名,所属研究室,連絡先電話番号等を入力して下さい.
利用までの流れは利用案内をご確認下さい.
設備の利用料金は利用時間に応じて,1月に請求(寄付金,運営費,外部資金等からの移替)します.なお,請求時期が変わる場合にはセンターのホームページでお知らせします.
- 作業終了後は,工作機械の電源を切り,配電盤の該当ブレーカも切る.
- 工作機械の摺動面は重要である為,特に丁寧に清掃する.切りくずや切削油が残っていてはいけない.
- 機械のレバーやハンドルについた油は乾いたウェスで良く拭き取る.
- 切りくずや汚れたウェスなどは分別して廃棄する.(清掃で使用するウェスは,基本的には各自が準備する)
- 使用した工具やノギス,ジグ・スペーサ等は,切りくずや油をウェスで良く拭き取った後に返却する.
- 作業終了したことをセンター職員に伝え,使用簿に終了時間を記入して退出する.
装置・部品をつくりたいけれど加工方法が分からない方,装置・部品の設計について相談したい方には,センター職員や機械加工系研究室の教職員が相談に応じます.
ものづくりに困ったときに来て下さい.どんな物を加工したいのかをセンター職員のご連絡下さい.そのとき,関連資料や装置,絵や図面など具体的に説明できる資料があればお持ち下さい.
センター職員の連絡先はこちらです.
センター利用時間は09:00~16:30です.その他の利用規則は利用者心得を必ず読んで下さい.
具体的な加工の説明は,図面と照らし合わせながら行ったほうが効率的です.図面を使ってどのように加工したいかをご説明下さい.
機械加工の図面の書き方が分からない方は,[図面の書き方]を参考に図面を持参して下さい.機械システム工学科の学生は,機械加工の図面(実寸, JIS-B0001を参照)を持参して下さい.
装置・部品や試験片などをセンター職員が加工します.実験装置,試験機を外部の加工業者に発注するよりも,センターに依頼するほうが経費の節減につながります.また,加工に関する細かい打合せも容易にできます.
当センターでは,依頼を受けて装置・部品や試験片などをセンター職員が加工します.先ず,図面を持って相談に来て下さい.
加工依頼書はこちらからダウンロードできます.
料金は1時間1,200円で作業時間分を,1月に請求(寄付金,運営費,外部資金等からの移替)します.なお,請求時期が変わる場合にはセンターのホームページでお知らせします.
センターに用意していない工具などは依頼者負担となります.また,以下のような場合には受託加工を受け付けられません.
受託加工が多く,混んでいるとき
納期が短いのに時間が掛かる加工や個数が多い加工の場合
センターの工作機械で加工できない場合
その他,センター職員が受け付けられないと判断したとき
具体的な加工の説明は,図面と照らし合わせながら行ったほうが効率的です.図面を使ってどのように加工したいかをご説明下さい.
機械加工の図面の書き方が分からない方は,[図面の書き方]を参考に図面を持参して下さい.機械システム工学科の学生は,機械加工の図面(実寸, JIS-B0001を参照)を持参して下さい.