透過型電子顕微鏡

2003年7月22日修正


技術情報
設置場所:
工学部6号館109号室および 機器分析センター機器室1A
機器の構成、型式等:
透過型電子顕微鏡 最高加速電圧200kV(日立H-700H)
透過型電子顕微鏡 最高加速電圧300kV(フィリップスCM300)
機器の性能:
日立H-700H;加速電圧:75, 100, 150, 175, 200 kV。倍率範囲:1,000〜450,000倍。分解能:0.14nm(格子像)、0.35nm(粒子像)。電子線回折:200〜2,200mm(カメラ長さ)
フィリップスCM300;加速電圧:50〜300 kV。倍率範囲:50〜350,000倍。分解能:0.14nm(格子像)、0.20nm(粒子像)。電子線回折:18〜4,300mm
測定、利用対象となる試料名、または研究例:
生物材料、高分子材料、金属材料、セラミック材料およびそれらの複合材料の薄膜(直径3mmφ;電子線が透過する厚さまで前もって何らかの方法で薄くしておく必要がある)。
利用方法:
原則的に、装置の使用を希望する教職員・学生は、自由に使うことができる。しかし、装置の操作には電子顕微鏡の原理と構造の理解ならびに多少の訓練を要するので、初めての使用者には取扱主任あるいは南雲技官からの取り扱い説明、実地操作訓練を経た上で使用してもらっている。なお、フィリップスCM300は、日立H-700Hに比べて大幅にコンピュータ化されているために、日立H-700Hで電子顕微鏡の原理と構造を十分に修得した上で使用されたい。
問い合わせ先:
工学部応用化学科 纐纈明伯 内線7036
Mail To :koukitu@cc.tuat.ac.jp

機器分析センター