研究領域とアプローチ


環境中の有機物の分子レベルでの分析を通して様々な環境問題に取り組む
〜増加する人為負荷による有機汚染への戦略的研究〜


【background】

・増加する人工化学物質
 →世界中で4100万種以上の化学物質が登録され、日々その数を増やしています。
 Chemical abstract servise(CAS)ホームページ

さらに、
・人口増加
・人間活動の地域的拡大
といった要因が、人為起源化学物質の環境中への広がりを助長。

人間活動による環境汚染の実態、挙動、起源を把握する必要がある!


【approach】

人間活動による環境汚染の実態、挙動、起源を把握するためのアプローチ

・Molecular Markersの開発、評価、応用
・新規汚染物質の分析法の確立と分布の把握
・有機化合物の負荷源、輸送プロセスの解明
・汚染物質の起源を定量的に明らかにする
・汚染物質の分布・動態を把握する
・野生生物への人為起源有機汚染物質の移行過程の把握
・継続的なモニタリング手法の提案と実行

これらのアプローチでさまざまな研究が行われています。
今年度のテーマ


【研究スタイル】

密な観測・調査〜現場百ぺん〜→sampling list
高感度で信頼性のある分析
密で重厚なデータ
総合的な視点(broad-spectrum analysis)
Interactive(データ、情報の共有化)
Think globally, Interact globally!
 〒183-8509 東京都 府中市 幸町 3-5-8 東京農工大学 農学部 環境資源科学科
 tel&fax:042-367-5825 e-mail:shige-at-cc.tuat.ac.jp
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