2025年度のテーマ

◆Molecular Markersの開発、評価、応用
・ 堆積物中のPAHsの起源解析への応用(中島)
・ 自動車マーカーとしてのタイヤ摩耗粒子由来SBRの適用(中島)


◆汚染物質の分析法の確立
・熱分解GC-MSでの堆積物・道路粉塵中SBR(中島)
・土壌中PFAS前処理法(下野)
・Triple四重極GC-MSでのPOPs&BUVSs多成分分析法(荒木)
・高脂質含有生物中PS前処理法(橋本)
・ハロゲン化BPA分析法(林)
・LC-MS/MSでの殺鼠剤分析法(西川)

◆汚染物質の分布・動態を把握する
・水環境中における有機フッ素化合物の汚染状況 (下野)
・熱分解GC-MSを用いたプラスチック中添加剤のノンターゲット分析(柿木)
・オカヤドカリの消化管・肝すい臓におけるナノポリスチレンの蓄積状況の把握(橋本)
・日本・東南アジアにおける廃棄物埋立処分場浸出水中のフェノール系内分泌
 かく乱物質の汚染状況の把握(林)
・都市小河川魚類におけるナノサイズポリスチレン蓄積(伊藤)

◆汚染物質の起源を定量的に明らかにする
・熱帯アジア水環境堆積物中の人為起源有機化合物の分布及び起源解析(中島)
・東京湾のレガシー汚染におけるマイクロプラスチックの寄与の評価(三村)
・廃棄物埋立処分場浸出水のフェノール系内分泌かく乱物質の起源解析(林)

◆有機化合物の負荷源、輸送プロセスの解明(プロセスに注目)
・東京湾のレガシー汚染におけるマイクロプラスチックの寄与の評価(三村)
・ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤のプラスチックへの吸着特性の解明(荒木)
・堆積物中プラスチック添加剤におけるマイクロプラスチックの寄与の推定(チー)

◆生物への人為起源有機汚染物質の移行過程と影響の解明
・有機フッ素化合物の土壌から農作物への蓄積 (下野)
・オカヤドカリの消化管から組織へのナノポリスチレンの移行(橋本)
・小笠原陸生貝類における殺鼠剤の生物濃縮性の比較(西川)

◆モニタリング手法の開発・提案
・熱帯アジア水環境堆積物中の人為起源有機化合物の経年変化の把握(中島)
・東京湾のレガシー汚染の現状把握 (三村)
・International Pellet Watch によるPOPs の地球規模モニタリング(荒木)
・堆積物中マイクロプラスチック含有添加剤の経年変化 (チー)

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