瀬戸 昌之 (東京農工大学名誉教授)

仕事中の瀬戸教授   2001年忘年会  

研究のテーマ・内容

 環境問題を追求してゆけば、必ず人間活動、ひいては、社会のあり方の問題に突き当たります。永続的な社会の構築に向けて環境科学に取り組むことは21世紀に生きる諸君にとって最も意義ある選択であると思います。
 自然環境中にはさまざまな人工化学物質を分解できる微生物が多数棲息しています。にもかかわらず,環境中では人工化学物質はしばしば長期間にわたって低濃度で残留します。その理由を明らかにするために,分解微生物が自然環境中においてその能力を発揮することを制限している様々な環境要因を解明する研究を行なっています。さらにこの研究によって得られた知見を用いて,bioremediation(微生物を用いた汚染環境の浄化)の可能性を追求しています。
 微生物は地球上に占める生物料の半分を占めており,地球上の物質循環のほとんどは微生物と植物との間だけで成り立っています。土壌微生物の代謝活性・生活様式や食物連鎖を通した物質収支を明らかにして,生態系の構造と機能を解明することを追求しています。
 フラスコ内において,構成要素が既知であり,かつ長期間安定な微小生態系(microcosm)を世界で初めて創出しました。この微小生態系を用いて,自然環境中における微生物の代謝活性・生残性や食物連鎖を通じた物質収支を明らかにして,生態系の構造と機能を解明することを追求しています。
 従来の水浄化システムでは富栄養化の原因である栄養塩類を十分に除去することはできません。多孔質コンクリートと吸リン材を組み合わせ,水中の栄養塩類を微生物体への取り込みや脱窒作用などによって除去する研究を,企業との共同で行なっています。 →詳しい説明はこちら

所属学会・団体

NPO法人 有機農産物普及・堆肥化推進協会 理事長

著 書

  1. 持続社会への環境論(単著,有斐閣)2009年
  2. 環境微生物学入門−人間を支えるミクロの生物−(単著,朝倉書店)2006年
  3. 自然保護の新しい考え方(共著、古今書院)2006年
  4. 持続可能で豊かな社会を展望する(単著,秋山財団ブックレット)2006年
  5. 森をはかる(共著、古今書院)2003年
  6. 生態学事典(共著,共立出版)2003年
  7. 森林と私たちのこれから−東アジアの中の日本−(共著,JUON NETWORK)2003年
  8. 環境学講義 環境対策の光と影(単著,岩波書店)2002年
  9. これでわかる生ごみ堆肥化Q&A 知っておきたい88の理論と実践(共著,合同出版)2002年
  10. 新・環境科学への扉(共著,有斐閣)2001年
  11. 森林立地調査法(共著,博友社)1999年
  12. 文科系のための環境論・入門(共著,有斐閣)1998年
  13. ダイオキシンはなくせる(共著,合同出版)1998年
  14. 環境の化学(共著,日新出版)1996年
  15. 生態系 人間存在を支える生物システム(単著,有斐閣)1992年
  16. 地球環境と自然保護(共著,培風館)1991年
  17. よくわかる水問題一問一答(共著,合同出版)1991年
  18. 環境植物学(共著,朝倉書店)1978年

論 文

  1. 三堀純・瀬戸昌之・多羅尾光徳.2009.ポーラスコンクリートブロックを用いた地下水中からの窒素除去法,人間と環境35:54-59.
  2. Tarao, M., N. Takeda, and M. Seto. 2008. Respiration and carbon balance of the bacterium Pseudomonas sp., a protozoan Tetrahymena thermophila, and a fungus Trichoderma viride in a food chain system with glass beads. Microbes Environ. 23:244-247. (doi:10.1264/jsme2.23.244)
  3. 松野健二・多羅尾光徳・瀬戸昌之. 2008. ガラスビーズを用いた培養系における細菌Pseudomonas sp. strain DP-4の脱窒に及ぼす原生動物Tetrahymenta thermophilaまたは糸状菌Trichoderma virideの影響,日本土壌肥料学雑誌79:69-75.
  4. 相子伸之・中西健・瀬戸昌之.2007.ポーラスコンクリートブロックと吸リン材による浄化が池の脱窒におよぼす影響,用水と廃水49:671-679.
  5. 多羅尾光徳・池内満政・瀬戸昌之.2006.堆肥連用土壌と化学肥料連用土壌における2,4,5-trichlorophenol(TCP)の微生物分解,TCP分解微生物の密度,および土壌溶液の溶存有機態炭素量,人間と環境32:141-144.
  6. 相子伸之・瀬戸昌之.2006.ポーラスコンクリートブロックと吸リン材を投入した水槽の透視度に及ぼす魚類の影響,日本水処理生物学会誌42:1-8.
  7. 申用哲・多羅尾光徳・瀬戸昌之.2005.陸水におけるPseudomonas aeruginosaの生残性を制限している無機塩類を検討するための合成無機培地の有効性,人間と環境31:40-48.
  8. 相子伸之・瀬戸昌之.2004.ポーラスコンクリートブロックと吸リン材を含む池の水質とリン・窒素収支.雨水資源化システム学会誌9:51-55.
  9. 瀬戸昌宣・瀬戸昌之.2004.ポーラスコンクリートと吸リン材による汚水の三次処理法の提案.人間と環境30:2-8.
  10. 多羅尾光徳・松野健二・瀬戸昌之.2003.ガラスビーズカラムにおける土壌微生物群集のバイオマスおよび窒素・炭素収支におよぼすpHの影響.人間と環境.29:117-121.
  11. 相子伸之・岩本知里・瀬戸昌之.2003.ポーラスコンクリートブロックと吸リン材が底泥を含む水槽の水質に及ぼす影響.人間と環境.29:107-116.
  12. Tarao, M., Y. Yamashita, A. Sato, and M. Seto. 2002. Effects of protozoa and glass beads on bacterial biomass and metabolism in a food chain system of glucose-Pseudomonas sp. strain DP-4-Tetrahymena thermophila. Microb. Environ. 17:128-133.
  13. 申用哲・多羅尾光徳・瀬戸昌之.2002.Pseudomonas sp. strain DP-4による2,4-dichlorophenolと2,4,5-trichlorophenolの分解におよぼす可視光の阻害的な影響.人間と環境.28:2-9.
  14. 相子伸之・瀬戸昌之.2001.ごく低頻度のメンテナンスで,長期間にわたって高い透視度を維持することが可能な池水浄化法.多自然研究.75:3-6
  15. 露崎敏幸・佐藤輝・瀬戸昌之.2001.森林と農耕地の土壌における微生物バイオマスと団粒構造に風乾・湿潤がおよぼす影響.人間と環境.27:106-114.
  16. 大村恵・瀬戸昌之.2001.池水の透視度とクロロフィルa濃度および全リン・全窒素濃度の関係.人間と環境.27:64-69.
  17. 瀬戸昌之.2001.環境の破壊と貧富の差の拡大.日本の科学者.36:245-249.
  18. 松永潤・多羅尾光徳・瀬戸昌之.2001.純粋培養・混合培養におけるPseudomonas属細菌DP-4株による低濃度・高濃度2,4-dichlorophenol(DCP)の分解後にみられるDCPの残留.日本微生物生態学会誌.16:40-47.
  19. 松永潤・瀬戸昌之.2001.微小生態系における2,4-dichlorophenol(DCP)の分解および微生物の密度におよぼすDCP濃度の影響.人間と環境.27:7-10.
  20. 佐藤輝・露崎敏幸・瀬戸昌之.2000.森林と農耕地土壌における微生物バイオマス炭素におよぼす土壌の撹拌,温度および含水比の影響.日本微生物生態学会誌.15:23-30.
  21. 佐藤輝・瀬戸昌之.2000.土地利用および土壌管理の異なる火山灰土壌における糸状菌と細菌のバイオマス.土と微生物.54:23-30.
  22. 佐藤輝・瀬戸昌之.2000.火山灰土壌における微生物の単位バイオマス当たりの呼吸速度と炭素収支−三種の土地利用間の比較−.土と微生物.54:13-21.
  23. 中川智絵・糠信輝領謹・瀬戸昌之.2000.吸リン材とポーラスコンクリートブロックを組み合わせた池水浄化法を用いた水槽における添加したリンと窒素の分布.人間と環境.26:110-117.
  24. Tarao, M., and M. Seto. 2000. Estimation of the yield coefficient of Pseudomonas sp. strain DP-4 with a low substrate (2,4-dichlorophenol[DCP]) concentration in a mineral medium from which uncharacterized organic compounds were eliminated by a non-DCP-degrading organism. Appl. Environ. Microbiol. 66:566-570.
  25. 多羅尾光徳・伊藤昌史・瀬戸昌之.1999.いくつかの環境要因が2,4-dichlorophenol-Pseudomonas sp. strain DP-4の純粋培養系における二次速度定数におよぼす影響.人間と環境.25:2-7.
  26. Sato, A., and M. Seto. 1999. Relationship between rate of carbon dioxide evolution, microbial biomass carbon, and amount of dissolved organic carbon as affected by temperature and water content of a forest and an arable soil. Commun. Soil Sci. Plant Anal. 30:2593-2605.
  27. 木村綾・瀬戸昌之.1998.都市の人工池におけるリン,窒素の分布と透視度との関係.雨水技術資料.30:69-74.
  28. 糠信輝領謹・末次康隆・木村綾・瀬戸昌之.1998.ポーラスコンクリートと吸リン剤を用いた池水浄化法における浄化メカニズムの一考察.人間と環境.24:86-92.
  29. 木村綾・瀬戸昌之.1998.ポーラスコンクリートと吸リン剤を組み合わせた池水浄化法の提案.人間と環境.24:22-27.
  30. 末次康隆・瀬戸昌之.1998.ポーラスコンクリートブロックと吸リン剤を用いた親水池づくり.多自然研究.30:3-10.
  31. 保坂友寛・伊藤昌史・多羅尾光徳・瀬戸昌之.1998.極限環境条件下におけるPseudomonas属の細菌 DP-4 の生存と2,4-dichlorophenolの生分解.人間と環境.24:2-9.
  32. 多羅尾光徳・山崎彰子・瀬戸昌之.1997.いくつかの環境試水における高濃度および低濃度の2,4-dichlorophenolの分解と分解菌密度の変化に関する比較研究.人間と環境.23:146-155.
  33. 多羅尾光徳・小野塚和之・瀬戸昌之.1997.低濃度の2,4-dichlorophenolに汚染された奥多摩湖の試水におけるバイオレメディエーションの一つの試み.人間と環境.23:74-81.
  34. 野村実・佐藤江利子・瀬戸昌之.微小生態系におけるPseudomonas sp. strain DP-4のサヴァイヴァルと低濃度2,4-dichlorophenolの生分解.人間と環境.23:10-15.
  35. 多羅尾光徳・中澤智徳・瀬戸昌之.1996.液体培地と有機物含量の異なるいくつかの土壌におけるPseudomonas属の細菌 DP-4 による2,4,5-trichlorophenolの分解の比較研究.人間と環境.22:152-160.
  36. 野村実・苫米地孝夫・瀬戸昌之.1996.Pseudomonas sp. strain DP-4による2,4-dichlorophenolの生分解の純粋培養と微小生態系における比較研究.人間と環境.22:99-106.
  37. 多羅尾光徳・瀬戸昌之.1996.低濃度の塩素化フェノールの微生物分解と分解微生物の成長.人間と環境.22:23-37.
  38. 瀬戸昌之.1996.生態系−環境管理のための基本単位−.海洋と生物.18:2-6.
  39. 竹野泰典・多羅尾光徳・瀬戸昌之.1995.液体培地と有機物含量の異なるいくつかの土壌におけるPseudomonas属の細菌(DP-4)による2,4-dichlorophenolの分解の比較研究.人間と環境.21:126-133.
  40. 多羅尾光徳・黒畑朱明・瀬戸昌之.1995.Pseudomonas属の細菌(DP-4)による2,4-dichlorophenol(DCP)分解におよぼすDCPと補助基質の影響.人間と環境.21:61-67.
  41. 佐藤輝・瀬戸昌之.1995.農耕地および森林土壌における微生物バイオマス炭素と無機イオン量との関係.土と微生物.46:51-59.
  42. 瀬戸昌之・苫米地孝夫・野村実.1995.微小生態系の作製,および,これに導入したPseudomonas sp.(DP-4)のサヴァイヴァルと2,4-dichlorophenolの生分解.21:2-8.
  43. 松本浩一・飯田亮一・多羅尾光徳・瀬戸昌之.1994.細菌の一種Pseudomonas sp.(DP-4)による2,4-dichlorophenolと2,4,5-trichlorophenolの分解に関する比較研究.人間と環境.20:96-103.
  44. 多羅尾光徳・本間務・瀬戸昌之.1994.細菌の一種Pseudomonas sp.(DP-4)による2,4,5-trichlorophenolの共役代謝.人間と環境.20:2-7.
  45. 多羅尾光徳・瀬戸昌之.土壌と液体培地における2,4-dichlorophenolの微生物分解の比較研究.土と微生物.43:9-16.
  46. Tarao, M., K. Tsunozaki, and M. Seto. 1993. Biodegradation of 2,4-dichlorophenol at low concentration and specific growth rate of Pseudomonas sp. strain DP-4. Bull. Jpn. Soc. Microb. Ecol. 8:169-174.
  47. 多羅尾光徳・田中緑・瀬戸昌之.1993.地下試水に接種したPseudomonas sp.(DP-4)による2,4-dichlorophenolの分解の再現性.人間と環境.19:125-131.
  48. 松本浩一・多羅尾光徳・瀬戸昌之.1993.いくつかの土壌における2,4-dichlorophenolの微生物分解.人間と環境.19:68-74.
  49. 鈴木啓介・瀬戸昌之.1993.原生動物の摂食による細菌密度の減少に関する生態学的研究.人間と環境.19:23-29.
  50. 瀬戸昌之・田中裕一・本間務・山崎彰子.1992.微生物による低濃度の2,4-dichlorophenolの分解と菌体生産.人間と環境.18:15-20.
  51. 瀬戸昌之・河端利子.1992.いくつかの環境試水における2,4-dichlorophenolの分解菌密度の検討.人間と環境.17:126-132.
  52. 本間務・瀬戸昌之.1991.細菌による2,4-ジクロロフェノールの生物濃縮.人間と環境.17:2-9.
  53. 瀬戸昌之・エルニ マルタニ.1991.地下試水における2,4-ジクロロフェノール(DCP)の分解と試水から単離されたDCP分解菌の生態学的性質.人間と環境.16:129-135.
  54. Martani, E., and M. Seto. 1991. Degradation of 2,4-dichlorophenol in the microbial community of groundwater sample by bacterial isolate E-6. J. Pesticide Sci. 16:429-434.
  55. Martani, E., and M. Seto. 1991. Effects of mineral nutrients on the degradation of 2,4-dichloropheonol at low concentrations by microbial community and bacterial isolates. J. Pesticide Sci. 16:1-7.
  56. Martani, E., and M. Seto. 1990. Possible reasons for the failure of natural microbial community to degrade low concentration of 2,4-dichlorophenol. Bull. Jpn. Soc. Microbiol. Ecol. 5:37-44.
  57. 瀬戸昌之・中野伸一・牧野純一.1990.多摩川における塩素化フェノールの分解菌密度の分布と季節変化,および,添加した塩素化フェノールの分解様式の考察.人間と環境.15:16-22.
  58. 瀬戸昌之.1990.種個体群の食物連鎖系における生態学.日本の科学者.25:154-158.
  59. 鄭京勲,片山葉子,相田徳二朗,瀬戸昌之,倉石衍 .1990.チオシアン分解菌の固定化ビーズ中での増殖とビーズ表面におけるマット状菌層の形成.水質汚濁研究.13:586-591.
  60. Cheong, K., Y. Katayama, M. Seto, and H. Kuraishi. 1990. Estimation of cellular protein for monitoring the cell growth of bacteria in a photo-crosslinked polymer resin. J. Ferment. Bioeng. 70:136-138.
  61. 瀬戸昌之・鶴井文葉・牧野純一.1990.DCP(2,4-dichlorophenol)を添加した湧水と河川水におけるDCP分解菌のサヴァイヴァルとDCP分解におよぼす長期間培養の影響.人間と環境,.16:11-17.
  62. Nakano, S., and M. Seto. 1990. Some ecological factars on the degradation of 2,4-dichlorophenol in waters from aquatic environments. Jpn. J. Limnol. 51:155-161.
  63. 瀬戸昌之.1989.種々の陸水の野外における酸素消費速度を水温と溶存有機炭素濃度で予測する.人間と環境.15:19-27.
  64. 瀬戸昌之・鶴井文葉.1989.湧水と河川の試水における2,4-ジクロロフェノール(DCP)分解菌のサヴァイヴァルとDCPの分解能の発現.人間と環境.15:18-24.
  65. 瀬戸昌之・中野伸一・エルニ・マルタニ・牧野純一.1989.いくつかの環境試水における低濃度の2,4-dichlorophenolの分解菌密度とその分解の微生物学的考察.生態化学.9:8-15.
  66. 瀬戸昌之・池島耕・中野伸一.1989.多摩川の試水における塩素化フェノールの分解菌密度と塩素化フェノールの分解に関する二、三の考察.人間と環境.14:12-19.
  67. 瀬戸昌之・岩元真史.1988.細菌(Pseudomonas aeruginosa)の飢餓条件における呼吸速度とサヴァイヴァル.人間と環境.14:11-19.
  68. 瀬戸昌之・鶴井文葉・宮田知幸.1988.繊毛虫による細菌の除去:Pseudomonas sp.-Tetrahymena thermophilaの二者培養に及ぼす有機物添加の影響.人間と環境.14:23-30.
  69. 瀬戸昌之・丹下勲.1988.多摩川流域の数種の土壌の野外における二酸化炭素の放出速度と土壌溶液中の溶存有機炭素量の測定.波及地研究.6:304-312.
  70. Seto, M., M. Yamamoto, S. Nishida, and I. Tange. 1988. Heterotrophic utilization of dissolved organic carbon and its implication in the oxygen consumption of various limnetic waters. Rolling Land Research. 6:294-303.
  71. Seto, M. 1986. The effect of density and starvation of a bacterial population on the rate constant of second-order kinetics. Ecol. Res. 1:323-327.
  72. Seto, M., and M. Alexander. 1985. Effect of bacterial density and substrate concentration on yield coefficients. Appl. Environ. Microbiol. 50:1132-1136.
  73. Seto, M., and S. Yui. 1983. The amount of dissolved organic carbon in the soil solutions of a forest and a farm soil in situ. Jpn. J. Ecol. 33:305-312.
  74. Seto, M., and K. Yanagiya. 1983. Rate of CO2 evolution from soil in relation to temperature and amount of dissolved organic carbon. Jpn. J. Ecol. 33:199-205.
  75. Seto, M., and M. Noda. 1982. Growth rate, biomass production and carbon balance of Pseudomonas aeruginosa at pH extremes in a carbon-limited medium. Jpn. J. Limnol. 43:263-271.
  76. Seto, M. 1982. A preliminary observation on CO2 evolution in situ measured by an air current method -An example in rainfall and plowing sequences-. Jpn. J. Ecol. 32:535-538.
  77. Seto,M., and K. Misawa. 1982. Growth rate, biomass production and carbon balance of Pseudomonas aeruginosa in a glucose- limited medium at temperature and osmotic pressure extremes. Jpn. J. Ecol. 32:365-371.
  78. Seto,M., S. Nishida, and M. Yamamoto. 1982. Dissolved organic carbon as a controlling factor in oxygen consumption in natural and man-made waters. Jpn. J. Limnol. 43:96-101.
  79. 瀬戸昌之.1981.多摩川流域の数種の土壌における二酸化炭素の放出速度と土壌溶液中の溶存有機炭素量との関係.日生態会誌.31:99-105.
  80. 瀬戸昌之・丹下勲.1980.土壌の二酸化炭素の放出速度と土壌溶液中の溶存有機炭素量との関係−とくに土壌を風乾湿潤処理した場合−.土肥誌.51:392-398.
  81. 瀬戸昌之・牛島忠広・神山恵三.1980.土壌の二酸化炭素の発生速度と土壌溶液中の溶存有機炭素量との関係−森林の風乾土壌を湿潤処理した場合−.生物環境調節.18:49-56.
  82. 瀬戸昌之.1980.土壌の二酸化炭素の放出速度と土壌の含水率および土壌溶液中の溶存有機炭素量との関係.日生態会誌.30:385-391.
  83. 瀬戸昌之・丹下勲.1980.過硫酸カリウム−赤外線ガス分析計による土壌の全炭素の迅速高感度定量法.土肥誌.51:27-30.
  84. 瀬戸昌之・高橋義明・牛島忠広・田崎忠良.1979.カドミウムによるLemna gibbaの黄化枯死と栄養塩類の濃度との関係.陸水誌.40:61-65.
  85. Seto,M., S.Yazawa, and T.Tazaki. 1979. Efficiency of biomass production and nitrogen balance of Escherichia coli in nitrogen-limited medium. Jpn. J. Ecol. 29:11-16.
  86. 瀬戸昌之・宮沢武重・田崎忠良.1978.いくつかの土壌における二酸化炭素の発生速度と土壌の温度および水溶性有機物量との関係,生物環境調節.16:109-112.
  87. 瀬戸昌之・松前恭子・田崎忠良.1978.林床における二酸化炭素の発生速度の季節変化と土壌の生物および環境条件に関するいくつかの考察.生物環境調節.16:103-108.
  88. 瀬戸昌之.1978.湿式酸化−赤外線ガス分析計による全有機炭素の高感度迅速定量法.分析化学.27:660-663.
  89. Seto,M., and T.Tazaki. 1975. Growth and respiratory activity of mold fungus (Trichoderma lignorum). Bot. Mag. Tokyo. 88:255-266.
  90. Seto,M., and T.Tazaki. 1971. Carbon dynamics in the food chain system of glucose-Escherichia coli-Tetrahymena vorax. Jpn. J. Ecol. 21:179-188.
  91. Seto,M., and T.Tazaki. 1970. Ecological studies on microbial growth-Balance of carbon and efficiency of yield in aerobic culture of Escherichia coli. Jpn. J. Ecol. 20:95-101.


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