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生物システム応用科学府[博士前期課程、博士後期課程、一貫制博士課程、後期3年のみの博士課程]

食料エネルギーシステム科学専攻〔一貫制博士課程(5年)〕


食料エネルギーシステム科学専攻の紹介です。


食料エネルギーシステム科学専攻の概要

専攻イメージ

  全世界の食料の大部分は石油エネルギーを利用することによってつくり出され、現在少なくとも、50億人以上が生きるための食料生産は石油に依存しています。これは、有限の地球上で高密度化社会が形成され、全人類約70億人のための食料生産は自然農法では到底賄えないことを明確に意味しています。人類が永続的に地球環境を持続しながら心身共に豊かな生活を送るためには、その生命の源である「食」に関する地球規模での究極的な課題に挑戦し、食の生産性やエネルギー依存形態を変革することが必須です。これを実現するためには、農学や工学の基盤技術の深い理解の上に、食料、環境、エネルギーの相互不可分の関係を理解し、人類生存の究極課題に熱意を持って挑戦するリーダーが必要です。
  本プログラムで養成すべき人材(リーダー)は、自然エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱)の高度な活用に関する研究開発や、蓄電・省エネ技術、バイオマス、環境調和型物質生産技術の他、土壌の再生力向上、環境変化に強い農作物の作出、省エネ型植物工場、精密農業技術、持続的元素リサイクルシステムの構築など、食料生産に直接関わる専門領域の深い知識や経験が必要であることは言うまでもありません。しかし、強く求められているものはこれに止まらず、食料生産を支える基盤エネルギー、総合的な物質収支、物質循環効率、物質輸送やコスト等についての総合的な理解と、相互に関連する問題の関係性を明確に捉える力です。また、地球規模で食料を永続的に確保するための新たな社会システムの構築、トレードオフ等を考慮した環境制度設計や、一般社会と問題意識を共有できる対話力、人を惹きつける力、さらには世界の国々と地域の文化や歴史的な背景を考察し、世界の人類の生活と食との関わりについて明確な指針が示せる高い見識が強く求められています。
  以上の能力を持つ人材を養成すべく、博士人材に対する社会の強いニーズに応える実践科学リーディング大学院プログラムを創設し、食料エネルギーシステム科学専攻において体系的に教育を行います。


担当教員及び研究テーマ・教育研究分野

担当教員研究テーマ教育研究分野
教授 工学博士
神谷 秀博
粉体工学、化学工学、無機材料工学物質エネルギーシステム
准教授 博士(工学)
富永 洋一
高分子機能材料、電気化学物質エネルギー設計
教授 博士(工学)
秋澤 淳
エネルギーシステム工学、熱エネルギー変換エネルギーシステム解析
准教授 博士(工学)
桝田 晃司
医用生体工学、音響工学、医用画像処理、医用ロボティクス生物情報計測システム
教授 農学博士
佐藤 令一
生物の攻撃因子と防御因子、進化分子工学、細胞分子認識学食料安全科学
准教授 博士(農学)
梅澤 泰史
植物分子生物学、植物生化学生物応答制御科学
教授 博士(農学)
豊田 剛己
土壌微生物学、微生物生態学、生物防除生態系環境システム
准教授 博士(学術)
赤井 伸行
振動分光学、環境光化学環境モニタリングシステム

上記の担当教員の他、食料エネルギーシステム科学専攻協力教員、リーディング大学院プログラム担当教員、本学の博士指導資格教員全員を研究指導教員に選択できます。


食料エネルギーシステム科学専攻についてもっと知りたい方へ

食料エネルギーシステム科学専攻ではホームページを運営しています。食料エネルギーシステム科学専攻についてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

食料エネルギーシステム科学専攻運営サイトへ(別ウィンドウで開きます)

生物機能システム科学専攻運営サイト