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共同研究・技術アドバイザーなどの産学連携のご案内

矢田部研究室では共同研究や技術指導などの産学連携に積極的に取り組んでいます。これまでに多数の企業と研究開発を実施し,共同研究の成果で特許申請をしたり,開発したアルゴリズムが実際の製品に採用された実績もあります。また,共同研究は教育面においても非常に良い効果があり,学生が卒業後に社会で活躍する一助になっていると感じています。

産学連携の形態は基本的に大学で定められており,手続きの方法などは大学公式ホームページの産学官連携のページに案内があります。以下にも簡単にまとめましたので,興味がございましたらメールでご連絡いただけると幸いです。

矢田部研究室について

矢田部研究室では,数理最適化や機械学習に基づく信号処理を研究しています。扱う信号は音などの時系列データがメインですが,これまでに画像処理に関する研究も行っており,データの形式にはあまりこだわりはないです。それよりも,与えられた課題をいかに上手く解くかに興味があり,例えば計算リソースの限られた状況ならどこまで計算量を下げられるかに興味を持って研究開発に取り組んできました。データの解析や処理に関して,新しい視点で解決策を提案するのが得意なので,課題があればぜひご相談ください。

これまでの研究成果については Publications をご覧ください。その中の一部については,簡単にですが Research で紹介しています。研究内容の対外的な評価については Google ScholarScopus などでご確認いただけます。

共同研究

矢田部研究室の技術やノウハウを利用して,新たな知的財産を生み出すことを目指す共同研究を受け付けています。共同研究の場合は,知的財産は企業側と大学側の共同の成果として扱い,特許出願などをする際の持分は契約ごとに定めます。技術的・理論的な難易度や必要な学生の数などによって内容が変わるので,詳細は個別にご相談ください。

受託研究

受託研究は,委託された研究テーマに基づいて矢田部研究室で研究を実施し,成果を委託者に報告する制度です。共同研究と異なり,受託研究の場合は発明などの知的財産は原則として大学に帰属する点にご注意ください。

学術指導

学術指導は,主に公知の学術情報をもとに,技術指導や各種コンサルティングなどを行う制度です。矢田部研究室の技術やノウハウを利用して,様々な問題の解決をサポートします。学術指導料は,1 時間あたり 36000 円を下限とすることが大学の規定で定められており,準備時間・実施場所・指導の態様などを考慮して協議の上で決定します。