材料力学:講義のページ  東京農工大学 機械システム工学科 長岐研究室 2010年度版 

はりの曲げ:解法の基本方針

解法の手順:静定はりの場合

  1. 反力,反モーメントを求める. 
    • 反力,反モーメントを(適当に)仮定する.
    • 力のつりあい,モーメントのつりあいを考えて,反力,反モーメントを決定する.

  2. 内力(せん断力,曲げモーメント)の分布を求める
    • 適当な位置で,はりを仮想的に切断する.
      自由物体図を描く)
    • 切断した部分の力のつりあい,モーメントのつりあいを考えて,せん断力,曲げモーメントを求める.
    • SFD(せん断力図),BMD(曲げモーメント図)を描く.

  3. 曲げ応力を求める.
    • はりの断面形状から,断面2次モーメント,断面係数を求める.
    • 最大曲げ応力=曲げモーメントの最大値/断面係数
  4. はりのたわみを求める.
    • たわみの基礎微分方程式を解いて,たわみ曲線を求める.


 

 

 


 

 

 

 

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