編集後記

編集責任者 村田 実貴生

 今号は、義務の要素(文化祭の為だとか、三年生送迎会の為だとか)がなかったので、期限に追われず製作できた反面として、発行日が延び延びになったことは否めない。分量の多さのせいにすれば、それまでなのだろうが。
 分量の多さと言えば、吉本先生の文章もあるが、その他の文章は大方は部員だけで書き上げた。部長が作品公募のポスターを補導課に掲示許可をもらいにいくのを面倒くさがって、結局は掲示しなかったためなのだが、文芸部の本来あるべき姿でもあるので、今後もこのように部員だけで頑張っていければ良いと思う。といっても、図書室前のポストは撤去する予定はないので、あなたの書いた載せてほしい作品をどんどんその中に入れてもらっても構わない。
 学校の古くて使わなくなったワープロをただでもらったのも大変に役立った。そのワープロが部長の家のワープロと互換性があるのも利点だったのだが、そのせいで部員全員がワープロを打てるようになり、能率があがった。今後も双輪に貢献してくれることであろう。
 最近、「双輪」の名の由来を過去のことを調べていた人から聞いた。それによると、双輪とは字の通り、二つの車輪、のことで、一つの車輪ではなかなか安定しないが、二つの車輪であれば安定する、と結婚式の話のようであったが、もはや五十五号、結婚五十年で金婚式だからそれ以上である。一昔前ならば、絶対に「GO!GO!号」などと銘打っているはずだが、ダイヤモンド婚式(結婚七十五年)などもその勢いで軽く越えていってほしいと思う。(年と号を混ぜこぜにしているが気にしない)
 最後に、文芸部のさらなる発展、具体的にはまず、新一年生の入部、を願って、編集後記を終わることにする。


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