微分積分学Uおよび演習 | |
概要 | |
多変数関数の微分積分に関する諸概念を理解し,習得します.また,演習をとおして確実な計算力を身につけることを目標とします.高等学校では扱われなかった概念が多く出てくるので,はじめはやや難しく感じられるかもしれません.しかし,多変数関数を用いることで多くの自然現象を記述することが可能となります. 講義では2変数関数を主に扱います. 2変数関数は一般に曲面を表していて,視覚的にも捉えやすい対象です.まず2変数以上の関数について偏微分を学び,応用として関数の極値の判定法について学びます.次に2重積分や3重積分を学び,応用として図形の体積を計算します.平面上の線積分についても定義し,最後に無限級数について学習します.とくに多変数の微分積分学では,その概念を図形的に理解することが重要となるので,できるだけ図形を描いて直感的に理解できるよう演習を行います. |
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到達基準 | |
この講義の目標は,2変数関数,多変数関数の微分積分に関する諸概念を理解し,具体的な計算ができるようになることです. 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください. |
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授業内容 | |
1. 2変数関数の極限と連続: 連続関数や不連続な関数の例を示す. |
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履修条件・関連項目 | |
微分積分学 I および演習で学ぶ,1変数関数の微分と積分に関する事柄を使います. 授業時間60時間に加え,本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと. |
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テキスト・教科書 | |
1回目の講義で伝えます. |
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参考書 | |
入門微分積分 三宅敏恒 培風館 |
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成績評価の方法 | |
教員から一言 | |
1変数関数の微分積分の概念を自然に2変数関数の微分積分へと拡張します.はじめは難しく感じられるかもしれませんが,1変数関数の応用であることともに,微分積分学の考え方や仕組みが分かれば,計算方法についての理解が深まるでしょう.今後の履修科目である微分方程式や関数論,応用解析の土台となります. |
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キーワード | |
多変数関数,偏微分,2変数関数の極値,重積分,体積・曲面積,級数 |
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オフィスアワー | |