GIYSEプログラム・クラスステージ第3回目のスクーリングを2021年9月26日(日)に実施しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第2回に引き続き、オンラインでの開催となりました。
午前中の農学講義「福島県における東京農工大学の農業復興研究活動」では、福島県富岡町から本学農学部生物生産学科の大川泰一郎先生に、本学が支援している復興支援の取り組みを中心に講義頂きました。ゲノム情報を活用したスマート育種による次世代有機農業のイネ品種開発、ドローンによる画像データ解析などに象徴されるIoT、AIを活用したスマート農業の推進など、次世代の農業を担う若者への実践教育・人材育成・就農支援など、震災後の農業復興の現状と課題について学びました。講義の後半は、圃場での稲の刈り取りの様子や、実際にドローンを飛ばしている様子などを、現場から中継映像を交えて視聴しました。
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大川泰一郎先生の講義 |
圃場でドローンを飛ばす様子 |
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午後はグローバル教育院教員による講義とグループワークを行いました。安村友紀先生による「English Communication for Scientists」では、東京農工大学に在籍する留学生ファシリテーターとともに、自然現象や生物の生態の動画を英語で説明する課題に取り組みました。事前課題として動画を視聴した上で、グループワークを行い、内容をまとめました。留学生ファシリテーターのサポートの下に、受講生同士が協力し合ってグループ毎に発表しました。また、その後に、フィードバックを行いました。
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「English Communication for Scientists」講義の様子 |
グループ発表の様子 |
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藤井恒人先生による「Basic Skills for Scientists」では、研究者としての基本的な倫理や実験・実習の記録の要点を講義で学び、重力加速度を求める実験についてグループディスカッションを行いました。具体的な事例について議論することで、今後行う実験や調査についての心構えを学びました。
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「Basic Skills for Scientists」講義の様子 |
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次回は、10月31日(日)に、第4回スクーリングを実施する予定です。 |
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