学内の動き Ⅰ行事・イベント
◎「GIYSE(グローバル科学技術人材養成)プログラム:クラスステージ第1回」を開催
 GIYSEプログラムは、JSTからの委託事業で、クラスステージ、ラボステージからなる高校生のためのプログラムです。7月11日(日)に、クラスステージの第1回目のスクーリングが開催されました(対面とオンラインの併用)。開講式では、教育担当理事・副学長の有江力先生によるご挨拶の後、グローバル教育院の藤井恒人先生より、学部学科の紹介、GIYSEプログラムの年間スケジュールの説明、受講生同士の自己紹介等のオリエンテーションが行われました。受講生からは、説明を受けて農工大に魅力を感じた、将来はぜひ農工大に入りたいと思った、などの感想が寄せられました。
 
有江副学長による開講式のご挨拶 全受講生による自己紹介
 
藤井先生によるオリエンテーション
 
 午後は本学教員による講義・演習で、はじめにグローバル教育院長の千年篤先生による農業経済学の講義「食料問題:貧困、飢餓、農業開発」が行われました。食料生産には地域間格差があり、気候変動などの影響によって食料生産が不安定化することなどを学びました。受講生からは、講義で学んだことはどれも初めて聞くことで衝撃的であった、などの感想が寄せられました。
 次に、農学部附属硬蛋⽩質利⽤研究施設長の野村義宏先生による講義「負荷価値から付加価値への創造~コラーゲンを例にとって~」が行われました。コラーゲンとは何か、どこに分布するかについて、身近な食材や料理を例に紹介されました。受講生からは、講義が面白く、1時間半の講義を受けたが10分くらいの感覚だった、などの感想が寄せられました。
 最後に、グローバル教育院の伊藤夏実先生による講義と演習「English Communication for Scientists」に参加しました。留学生TAとともに、対面とオンラインを併用したグループワークで、蚊取線香などのアイテムを英語で説明する課題に取り組みました。受講生からは、とても楽しく英語を学ぶことができた、プログラムを通して人前で自信を持って話せるようになりたい、などの感想が寄せられました。なお次回のクラスステージ(第2回)は、8月21日(日)にオンラインで開催予定です。
 
千年先生による講義「食料問題:貧困、飢餓、農業開発」 野村先生による講義「負荷価値から付加価値への創造~コラーゲンを例にとって~」
 
伊藤先生による講義と演習「English Communication for Scientists」 さまざまなアイテムを英語で説明する受講生

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