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◎ 「GIYSE(グローバル科学技術人材養成)プログラム・クラスステージ:第4回スクーリング」を開催
 「GIYSEプログラム(最下段参照)」のクラスステージ第4回目のスクーリングを12月20日(日)に実施しました。今年度初めてのハイブリッド(オンライン・対面の併用)方式で開催しました。

 午前中の「English Communication for Scientists」では、第4回目として、東京農工大学に在籍する留学生TAとともに、次回のスクーリングで実施するプレゼンテーションの準備をグループ毎に相談しました。これまで視聴した動画や実験の内容から発表するテーマを選び、各自で分担する担当を決めて、内容をまとめました。
 
「English Communication for Scientists」講義1:講義とグループワークはアクリル板で座席を仕切り、2部屋に分かれて実施
 
「English Communication for Scientists」講義2:自宅から参加した受講生・留学生TAとはオンラインで接続して実施
 午後の生物学実習「体の仕組みを知ろう」は、本学農学部共同獣医学科教授渡辺元先生・防衛医科大学校解剖学講座助教木賀田哲人先生が講師となり、まず最初に、解剖学の講義を受けました。その後、グループ毎に検体(ヤギやウシ等の動物の骨)を用いて、実習TAや講師の先生方から各部位の特徴や機能を学び、最後に受講生自身が選んだ骨をスケッチする課題に取り組みました。
 事前課題であらかじめ学んだ骨の名称や機能について、実際の検体を用いて確認し、またスケッチで骨を注意深く観察した事により、理解を深めることができました。
講義の様子:2つの実験室に分かれ、アクリル板で座席を仕切って実施
グループ毎の実習1(骨の機能の説明を受ける)
グループ毎の実習2(骨のスケッチ)
 また、前回の物理学実験「偏光のサイエンスとアート」で作成した偏光万華鏡の写真コンテストの最優秀賞・優秀賞を受賞した受講生を発表、記念品を授与しました。
 次回(第5回)のクラスステージスクーリングは、2021年2月13日(土)・14日(日)にオンラインで開催予定です。

<GIYSEプログラム>
 2018年度よりJSTから委託された事業で、本学グローバル教育院が実施しています。これは、将来、科学の専門分野で国境を越えて活躍する研究者、技術者を目指す高校生のためのプログラムです。研究を進める際に必要な知識を学習するクラスステージ(定員40名)と、個別に課題研究を行うラボステージ(定員15名)の2段階で構成されています。今年度のクラスステージは、年5回開催する計画です。
 
 
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