RCPは、「新しい地球人をつくるプロジェクト2009」に採択されており、東京都との連携により、傷病野性鳥類の野生復帰を目的としたリハビリテーションに取り組んでいます。
当日は、小野隆彦広報・国際担当副学長の挨拶、学生スタッフの成島亜佐子さん(応用生物科学科2年)による活動の近況報告があり、動物園と傷病鳥獣救護活動の関わりに焦点を当て、本学獣医学科の卒業生でもあり、野生動物医学全般に造詣の深い植田美弥横浜動物園ズーラシア獣医師を講師に迎え、傷病鳥獣救護事業の主体である自治体(神奈川県)の制度の違いや、動物園で野生由来の傷病鳥獣を扱うことの利点や問題点など、現在の傷病鳥獣救護を取り巻く様々な問題が、動物園という側面から浮き彫りになるような内容の講演が行われ、現場で取り組む獣医師の話を聞ける貴重な機会でもあったことから、学内関係者、他大学関連団体の学生、一般来場者など、50名近くの参加者が熱心に聞き入りました。
