○東京農工大学大学院先進学際科学府教育規則
(令和7年4月1日先規則第2号)
(趣旨)
第1条 東京農工大学学則(以下「学則」という。)第51条第6項、第65条第2項、第66条第4項及び第72条第3項の規定に基づき、東京農工大学大学院先進学際科学府(以下「学府」という。)の指導教員、授業科目及び単位数、教育課程及び履修方法、学位論文の提出時期、審査方法等については、この規則の定めるところによる。
(指導教員等)
第2条 学府に、研究指導及び授業担当の教員(以下「指導教員」という。)並びに研究指導の補助及び授業担当の教員(以下「指導補助教員」という。)を置く。
2 前項に規定する指導教員及び指導補助教員(他の大学院等の教員等を除く。)の資格審査については、別に定める。
(授業科目等)
第3条 修士課程の授業科目及び単位数は、別表第1のとおりとする。
2 修士課程の学生は、必修科目14単位及び選択科目16単位以上あわせて30単位以上を修得しなければならない。
3 授業科目の履修方法については、別に定める。
(履修科目の申告)
第4条 学生は、あらかじめ履修しようとする授業科目を所定の期間内に、当該授業科目の授業を担当する教員(以下「授業担当教員」という。)を経て先進学際科学府長(以下「学府長」という。)の承認を受けなければならない。
2 学生は、指導教員が教育上有益と認めるときは、本学の工学府、農学府、生物システム応用科学府、連合農学研究科又は学部の授業科目を履修することができる。この場合、授業担当教員を経て当該授業科目を開講する学府又は学部の長の承認を受けた上、所属する学府長の承認を受けなければならない。
(他の学府等の単位の修得)
第5条 学則第76条及び第76条の2(それぞれ第3項を除く。)の規定により他の大学院において修得した単位がある場合は、15単位を限度として、第3条第2項に規定する選択科目の単位数に算入することができる。
2 前条第2項の規定により本学の工学府、農学府、生物システム応用科学府又は連合農学研究科において修得した単位がある場合は、15単位を限度として、第3条第2項に規定する選択科目の単位数に算入することができる。
3 学則第79条第1項の規定により、入学前の既修得単位の認定を受けようとする者は、入学時に学府長に願い出なければならない。
4 第1項及び第2項の規定により第3条第2項に規定する選択科目の単位数に算入する単位数並びに学則第79条の規定により本学大学院において修得したものとみなす単位数は、合わせて20単位を超えないものとする。
(単位修得の認定)
第6条 単位修得の認定は、授業担当教員が行う。
第7条 履修した授業科目の成績は、S、A、B、C、Dの評語であらわし、S、A、B、Cを合格とし、Dを不合格とする。
(研究題目の届出)
第8条 学生は、学府が定める研究指導の方法と計画に基づき、指導教員の指導を受け、研究題目を定めなければならない。
2 前項に基づき研究題目を定めたときは、研究題目及び研究指導計画を別紙様式1により、所定の期間内に指導教員から、学府長に届け出るものとする。
3 研究題目を変更するときは、前2項の規定を準用する。
(学位論文の提出)
第9条 修士課程の学生は、別に定める期日までに論文審査に関する申請書に、学位論文、学位論文要旨等を添え、指導教員を経て学府長に提出しなければならない。ただし、修業年限を超えて在学する者又はその年限を短縮され在学する者の学位論文の提出時期については、別に定める。
2 前項により提出する学位論文の作成、書類の様式等については、別に定める。
(学位論文の審査方法)
第10条 学位論文の審査方法等については、学位規程に定めるもののほか、その実施に関し必要な細目は、別に定める。
(雑則)
第11条 この規則に定めるもののほか、教育の実施について必要な事項は、学府教授会の議を経て別に定める。
附 則
この規則は、令和7年4月1日から施行する。
別表第1(第3条関係)
〔修士課程〕
先進学際科学専攻
 科目区分授業科目単位数
専攻共通科目学際共通科目予測情報学特論1
資源・エネルギー情報科学特論1
健康・福祉情報科学特論1
食料・環境情報科学特論1
学際実践科目文献クリティカルレビュー◎1
リサーチプロポーザル◎1
実践情報・デジタル演習Ⅰ1
実践情報・デジタル演習Ⅱ1
学際共同研究実践Ⅰ1
学際共同研究実践Ⅱ1
学際研究展開Ⅰ1
学際研究展開Ⅱ1
リサーチマネージメント◎1
先進学際カンファレンスⅠ◎1
先進学際カンファレンスⅡ1
国内外実践実習1
先進学際特別講義Ⅰ1
先進学際特別講義Ⅱ1
国際先進学際特別講義1
論文研究先進学際科学セミナー◎4
先進学際農学特別実験○2
先進学際工学特別実験○2
先進学際応用情報学特別実験○2
先進学際農学特別研究○4
先進学際工学特別研究○4
先進学際応用情報学特別研究○4
実践発表Ⅰ1
実践発表Ⅱ1
実践発表Ⅲ1
実践発表Ⅳ1
専門科目予測情報学コース応用計測情報学特論Ⅰ1
応用計測情報学特論Ⅱ1
生命環境情報学特論Ⅰ1
生命環境情報学特論Ⅱ1
人工知能応用特論Ⅰ1
人工知能応用特論Ⅱ1
数理生物情報学特論Ⅰ1
数理生物情報学特論Ⅱ1
応用環境計測予測学特論Ⅰ1
応用環境計測予測学特論Ⅱ1
農業環境情報学特論Ⅰ1
農業環境情報学特論Ⅱ1
資源・エネルギー科学コース物質機能設計特論Ⅰ1
物質機能設計特論Ⅱ1
物質機能分析特論Ⅰ1
物質機能分析特論Ⅱ1
物質機能制御特論Ⅰ1
物質機能制御特論Ⅱ1
エネルギー材料物性特論Ⅰ1
エネルギー材料物性特論Ⅱ1
エネルギー材料設計特論Ⅰ1
エネルギー材料設計特論Ⅱ1
エネルギー変換技術特論Ⅰ1
エネルギー変換技術特論Ⅱ1
エネルギーシステム工学特論Ⅰ1
エネルギーシステム工学特論Ⅱ1
健康・福祉科学コース健康福祉メカニクス特論Ⅰ1
健康福祉メカニクス特論Ⅱ1
健康福祉センシング特論Ⅰ1
健康福祉センシング特論Ⅱ1
健康福祉バイオエレクトロニクス特論Ⅰ1
健康福祉バイオエレクトロニクス特論Ⅱ1
健康福祉コンピューティング特論Ⅰ1
健康福祉コンピューティング特論Ⅱ1
健康福祉知覚認知処理特論Ⅰ1
健康福祉知覚認知処理特論Ⅱ1
健康福祉電気電子工学特論Ⅰ1
健康福祉電気電子工学特論Ⅱ1
健康福祉システム工学特論Ⅰ1
健康福祉システム工学特論Ⅱ1
食料・環境科学コース食料資源機能創製特論Ⅰ1
食料資源機能創製特論Ⅱ1
生物環境応答特論Ⅰ1
生物環境応答特論Ⅱ1
食料生産システム特論Ⅰ1
食料生産システム特論Ⅱ1
食料資源安全科学特論Ⅰ1
食料資源安全科学特論Ⅱ1
地盤環境学特論Ⅰ1
地盤環境学特論Ⅱ1
環境物質循環特論Ⅰ1
環境物質循環特論Ⅱ1
環境物質分析特論Ⅰ1
環境物質分析特論Ⅱ1
備考 
1 ◎印の授業科目は必修科目、○印の授業科目は選択必修科目とする。
2 学際共通科目から自コース以外の科目を2単位以上修得すること。
3 学際実践科目から必修科目4単位を含む7単位以上を修得すること。
4 論文研究科目から必修科目4単位と選択必修科目6単位(2単位の選択必修科目の中から1科目、4単位の選択必修科目の中から1科目を履修)を含む10単位を修得すること。
5 専門科目から4単位以上(Ⅰを2単位以上、Ⅱを2単位以上、このうち自身の所属するコースから1単位以上、特論Ⅰを修得した場合には当該科目の特論Ⅱを必ず履修すること)を修得すること。
6 自由科目から7単位以上(他学府科目等を含む。ただし、実践発表Ⅰ~Ⅳを除く論文研究は含めない)を修得すること。
別紙様式1(第8条関係)
別紙様式1
[別紙参照]