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2011年 一日体験教室
8月21日 環境資源科学科では高校生を対象に、夏休み1日体験教室(Open Labo) を行いました。

当研究室においても、「木質バイオマスを形成する樹木の中を覗いてみよう」のテーマで開催いたしました。

今年は8名のご応募があり6名の高校生にご参加いただきました。
去年に続き二回目という方、長野からはるばるお越しいただいた方など農学に対して熱い思いをお持ちの高校生に襟を正される思いがしました。

実験の内容は午前中に培養実験体験として、アカエゾマツの成熟種子の植え付け体験をしていただき、植え付けたシャーレと培養管はお土産として差し上げました。・・・うまく発芽しますように。
午後は針葉樹(ヒノキ)および広葉樹(カツラ)の固定試料を用いてサフラニン染色、ヨウ素ヨウ化カリウム染色、PI(propidium iodide)染色を行い、顕微鏡観察を行いました。

培養体験

アカエゾマツの成熟種子の植え付け実験、慣れないクリーンベンチでの作業に奮闘する高校生

組織観察体験
 

ヒノキとカツラの木口面、柾目面の徒手切片の作成。できるだけ薄く、薄く・・・
自然と無心になってしまいますね。

作成した切片をサフラニン、PI、ヨウ素ヨウ化カリウムで染色します。

プレパラートも完成していざ観察!!
樹木の内部はいかがですか??きれいに見えましたか?

一日体験実験の日程はあっという間に過ぎ、まとめの時間。一日積極的に頑張った高校生たちに修了証をお渡しし解散となりました。
ご参加いただいた高校生の中には農工大環境資源科学科志望の方もいらっしゃり頼もしい限りでした。
皆さんのご入学を心よりお待ちしています。
ご参加いただき本当にありがとうございました。