装置を使って明らかに!

応力だけ、複屈折だけでは
非晶の詳細は分からない!

応力複屈折同時測定による
非晶性高分子の構造・分子運動性

概要
高分子科学において、古くから非晶の研究は行われてきました。それは結晶性高分子であっても結晶化度は数十%であり、必ず非晶領域を含むこと、いかなる条件でも絶対に結晶化しない非晶性高分子が多く存在することなどによります。高分子科学において非晶を無視した物性議論は考えられません。
現在、液晶テレビやDVDなど光学材料として非晶性高分子が用いられていますが、これらの成型には非晶の分子運動性を考えることが必要不可欠です。
光学材料の物性評価が行えます!

二つを同時に測定!!!

高速高精度応力・複屈折同時測定装置

LabVIEWでコンピュータ処理!
微小な変形にも敏感な
    高速(0.001秒)の時分割!!  
    高精度(0.01nm)の位相差!!
  
  

緩和における複屈折
    
正から負への変化挙動!

弾性域での光弾性率係数
        一定にならない!

弾性変形域での変形による
        残留複屈折の発生!