Home
About us
Log
Contact
2022年度
Jet Gull
第18回ひこロボ一般部門の1年生チームの機体。
かっこいいからといっただけの理由で逆ガル翼を採用し、ベストデザイン賞につながった。
胴体の肉抜きが過剰で強度不足を心配されたが結局壊れることはなく、その結果サイズの割に重量が180g前後に収まり、機体審査時に驚かれた。
(ん、電池載せた?え、もう載ってるの?) 決勝では出場チームで唯一物資を拾い上げることに成功したが、その後どういうわけか地面に衝突し回収は失敗。
5位に終わった。
パイロットの腕が未熟なうちに機体だけできあがったため、1、2号機は大破→飛行不能となり、大会前日に完成予定だった5号機は組み立て中のミスで没となった苦難の5機兄弟。
大会機にもかかわらず大会後は遊ばれまくり、翼端灯がついていた時期もあった。
Jet Pack

2022飛行ロボットコンテスト一般部門出場機。
昨年の試作機の遺志を継ぎ、胴体を2つ持つ双胴機となった。
当初は胴体全体をダクテッドファンとしたダブルデルタ翼の機体でまさにジェットパックといった見た目だったが、試作機が早々に放棄されたため名前だけが残った。
MARK TWAIN
2021年飛行ロボットコンテストユニークデザイン部門出場機。
シュナイダープロペラを搭載した挑戦的な飛行船。
360°推力偏向が可能で、飛行船とは思えないほど高機動で飛ぶ。
前進後進、上昇下降はもとより、バンクや超信地旋回もお手のもの。
ユニーク班にしては珍しくどの班よりも速く完成した。
空が大好きで、体育館の天井から降りてこなくなったことも。
本番ではバレリーナのように軽快に飛び回り、会場を沸かせた。
高所物資投下にも挑戦したが、投下装置の不調で運搬にとどまったのが唯一の心残り。
Black momo

2021年飛行ロボットコンテストマルチコプター部門出場機
前年度機black berryから寸法の大きな変更はなかったもののCFRPの立体的な一体成型によって腕の断面をI(H?)字状にし、ねじ削減とスペーサー廃止によりフレームを15.5 g(17%)軽量化させ軽量かつ高い安定性の機体を実現した。
しかし、衝突の繰り返しを経たI字腕の破損部の振動が高剛性のフレームで増幅され、飛行時に芝刈り機の様な爆音を発した後に再起不能になる事が判明して8月に余裕ぶっていた制作者を大いに焦らせ、大会前に1週間に1人で3機制作する記録を作らせた。
立体成型に野心を抱きチューブ型も設計、積層を行ったが大会には間に合わなかった。投下装置も歯車型からかんぬき型に変更されて軽量な上に全高が短くなった。

大会ではミッションを確度の高い高所物資運搬と八の字飛行に絞り安定した飛行と得点力で念願の初優勝を遂げた。
mavlinkを使用して自動操縦に挑戦した。ARマーカーを用いた自己位置推定は成功したが、FCにフィードバックすることができなかった。
FCとは別に制御ボードを用意し、sbus信号をFCに送る方が実現しやすいだろう。
Raspberry Piによりカメラの映像をiPadに転送し、高所物資運搬の正解の台の識別を行った。通信にはwifiを用いたが、予選で使用したPCのモバイルホットスポットでは通信品質が悪かった。
決勝ではモバイルルーターを使用することで改善した.
映像転送のアプリケーションはopen momo(https://gist.github.com/voluntas/51c67d0d8ce7af9f24655cee4d7dd253) を使用した.
Hoge
Jet Gull改
JetGullの胴体を改設計し、抵抗軽減を狙った機体。
胴体幅が100mmから60mmまで細くなり、リンケージ糸も胴体内に収められた。
胴体が細すぎたのか初飛行時の着陸で機首が折れ、ガガンボと命名。補強後は良好な操作性をみせ、長く遊ばれている。
劣化により機体後部が魚のように折れ曲がり、ラダーの作用を打ち消しているとかなんとか。
制作者が気に入っているため大破しても無理矢理修理され、マステのオバケと化してしまった。
月3回以上は制作者の慣熟飛行に用いられているため、かなりの飛行時間を誇る。
箱くん2
部室に眠っていた胴体と、ひこロボ機の余った主翼をくっつけただけの機体。
数ヶ月前作られたらしい胴体の制作者の意向によりラダーは作られなかった。
短い胴と大きな主翼により旋回半径が小さい。
自操試作
自動操縦向けの実験機として、突然の思いつきによりたった二日で作られた。
8inペラを回すために双ブームとなったが、軽量化に気を遣わなさすぎて300g超と重くなった。
尾翼の固定がマステのみで行われており、しょっちゅう剥がれる。
首がないため壊れにくいという利点を持つが、重量バランスが悪いために操縦しづらく、練習機にも自動操縦の実験機にもなれなかった。
トンボ

航空法に引っかからない機体を作って屋外飛行をしたい!という思いから製作された機体。
100g未満を目標に作られ、結局80g程度に収まった。この規模の機体ならスケール機に向いてそう。
小型故に舵の効きが非常に良く、それに対応できなかった制作者により完成当日に破壊された。
スワン号
自動操縦向けの試作機として製作された。モーターマウントの左右の目がチャームポイント。
大きめの主翼と強い上反角によりかなりの安定性を持つ。
練習機としても優秀であり、19代パイロットの養成に貢献している。
カーボン棒まで折られるのは想定外)白鳥らしい力強い飛行でiPhone7を積んで空撮もこなした。
FlyingWing1(仮称)
自動操縦に全翼機を使いたいといった声により、思いつきで試作された機体。
パソコンを一切使わずに設計されゴミになるかと思われたが、なぜか普通に飛んだ。
B-2に倣いドラッグラダーを搭載し、ヨー制御が可能。翼端のエレベータは取り外し可能であり、飛行中にも脱落する。
制御不能になったあとはひらひらと木の葉のように落下するため比較的安全?である。
FlyingWing2
15代OB(胴体担当)と19代某(翼担当)による合作。
前作のFlyingWing1に続く全翼機であり、諸々の改良が施されている。
エルロンを廃し、翼端のエレベーターはエレボンに変更された。アイデンティティのドラッグラダーは健在である。
胴体は見た目へのこだわりが溢れており、滑らかな曲線が歪みのないプロペラスピナーにつながっている。
相変わらずの変態機だが、何の問題も無く飛ぶのだからラジコン機というのは不思議なものだ。
F-216

19代某が初めて製作し始めた機体…にも関わらず完成したのは2022年も終わるという時期だった。
F-16を作るつもりだったが、簡素化されたデザインや無理矢理増加させた翼面積などからスケール機っぽさはなくなっていき、気づけば2015年のXF-2の完全下位互換になっていた。
F-2なのかF-16なのかわからなくなってきたため、F-216と命名。 高翼面荷重かつ推力不足気味だが、体育館でギリギリ飛ばせる。
しかし、宙返りしようとすると失速して回れないという、戦闘機としては悲しい欠点がある。

キー64

旧日本陸軍の試作戦闘機「キ-64」のスケール機。農工大体育館で飛行できることをコンセプトに製作された。
その割に、色んな要素全部乗せ(スプリットフラップ、引き込み脚、二重反転プロペラ)の設計となっており、体育館で飛ばせるギリギリの翼面荷重となっている。
なぜか、第18回ひこロボ会場に出没しており、ちょっとだけ話題になった。

New trainer 

先代初等練習機「Dingy」に範をとり制作された、「新たな練習機」。
近年の航空研究会では使用例の少なくなっていたEPPを使用し主翼や胴体が製作されている。
EPPは非常に衝撃に強く、また胴体と主翼が輪ゴムによって結合されているため、この機体は航空研究会の機体の中でも無類の壊れにくさを誇る。
反面、EPPは通常の発泡スチロール(EPS)に比べると重いため翼面荷重は高めであり、狭い体育館で飛行させるのは初心者には少々難しい。
また、この機体はテールブームがプロペラの中心を貫通しており、ギヤを介してプロペラを駆動する、いわゆる中ペラ型の機体となっている。
プロペラ後流が尾翼に直接当たるため、舵の効きが良いのだが、同時にピーキーであり初心者には飛ばし辛い。
コンセプトは練習機だが、微妙に練習機らしくない機体である。プロペラガードが付いているにも関わらず、気付くと墜落によりプロペラ先端が欠損している。