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2018年度
量産版HAMPEN(生産数2機)
2018年度飛行ロボットコンテスト一般部門出場機。発泡スチロールの白色から取られた名前だったが、塗装で白くなくなってしまった。
去年のEDGE-TORIKENと比べて(見た目と飛ばしやすさを犠牲に)滑空性能、ロールレート等が改良されている。
特に胴体側面を掴んでも凹まなくなったのは大きな進化である。
大会2連覇を達成。

一般部門 優勝&ベストパイロット賞ダブル受賞@第14回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
Scarlet
2018年飛行ロボットコンテスト自動操縦部門出場機
名前の由来は緋色に塗られたノーズコーンとウィングレット
「機動性と安定性の両立」というコンセプトの通り、手動操縦による機動性のある飛行と、自動操縦による安定性のある飛行を両立し、優勝を飾った機体
ウィングレットと上反角の付いた大型主翼のpusher機であり、昨年度出場機体であるFarfallaの形状を色濃く受け継いでいる
しかし、本機は主翼をさらに大型化してエルロンを採用したために大会直前まで軽量化に追われた
それにより調整が難航し、予備機の生産も出来なかったが、本番では大会随一の安定した自律飛行を見せた
また、新規搭載の画像処理システムによって、自動着陸成功まであと一歩のところまで迫ることに成功した
リーダーの趣味全開のこだわりのカラーリング?によりベストデザイン賞も受賞

自動操縦部門 優勝&ベストデザイン賞ダブル受賞@第14回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
Almaaz
第14回飛行ロボコンユニークデザイン部門出場機体。
昨年分離飛行、バック飛行ができる機体として同部門に出場したCrevetteに対して寄せられた
「次は合体も見てみたいなー」という言葉を真に受け、またもや2機同時飛行をかました
コンセプトは「飛行母艦と艦載機」であり、親機上部の飛行甲板にある子機を空中で発着艦させることができる.
大会本番では、ドラマチックなストーリー性のある飛行を見せながら最後の最後に大会史上初の空中着艦を成功させ、会場を大いに沸かせて航空研のユニークデザイン部門2連覇を成し遂げた。

親機

1kg近い総重量と450 g強の浮力を持つ航空研史上最大級の四発飛行船。
100 gを超える子機の発着艦に動じない安定性を得るため、大きな浮力による回復力に加え、マルチコプターに使われるフライトコントローラーを搭載した、
いわばマルチコプターとのハイブリッド飛行船である。
上部に飛行甲板を載せていることと、飛行母艦というコンセプトから、風船は大きな舟形になっている。
子機の着艦後、強烈なダウンフォッシュと共に巨大な体を急上昇させる姿は大迫力である。

子機

親機飛行船より発艦される子機.揚力よりも推力で無理やり飛んでいるような機体。
その強力なパワーを活かして、非常にユニークな機動を見せる.空中で垂直に静止することも可能。
実際に大会で飛行したのは4号機であり、1号機と2号機は練習時の度重なる墜落にて失われた。(3号機は大会当日の予備機)
犠牲になった1、2号機のおかげもあって、本番では見事親機の甲板への着艦を成功させた。
なお大会終了後の部室までの輸送で破損した模様。

ユニーク部門 優勝@第14回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
試作HAMPEN-1型
2018年度飛行ロボコン一般班試作機シリーズで飛行した最古の機体。双発先尾翼のイケメンだがデブ。
重量制限を大幅に超えてしまったため没
試作HAMPEN-2型の実証機
以前どこかで見たような群青の主翼に不恰好な四角柱が生えた機体。
先尾翼、単発、牽引式を兼ね備えるとこうなる。
ヨー方向の安定性が低く、フラットスピンに入ってしまうことも。
試作HAMPEN-2型(生産数2機)
実証機を元にテールシッター式VTOLを可能にするために作られた機体。
大きな舵面にプロペラの推力を直接当てることで、ポストストール機動をする目論見だった。
しかし舵のモーメントアームが短すぎ、直立姿勢を保つことが出来ず没。
試作HAMPEN-3型(生産数5機)
一般班リーダーが空飛ぶガラクタを乱開発する中、真面目な1年生達が作っていた保守的設計の機体達。
大会本番機へ続いてゆく正統派家系。1機目は魔改造の的にされてしまった。
試作HAMPEN-4型
先尾翼形式がどう頑張ってもテールシッター出来ないことに気づいて作った通常尾翼形式の機体。
巨大な尾翼が特徴。吊る事は可能であったが、F3P機(板で胴体や翼が作られてる競技向けの機体)
とは比べものにならないほど不安定で難しかったため没。
A300-600R
エアバスの中型旅客機をモチーフにしたセミスケール機。
13代目の部員が1年生の時、血と涙と発泡粉と大量のCADスケッチにまみれながら完成させたが、モーターの不調により
ほとんど飛ばないまま忘れ去られていった...
それから約1年半。機体は飛行機の墓場へと送られ、その存在を覚えている者もほとんどいなくなった頃、
密かに野望を持ち続けた当時の部員によって改良され、奇跡の復活を果たした。
旅客機モチーフのため機速がとても速いが、飛んでしまえば安定性がよく、きれいな飛行を見せてくれた。
かつての旅客機の事故再現もお手の物である()。
AKT-5
飛行ロボコン中、製作に疲れた某部員により、端材を組み合わせて総5時間程で作られたエレボンおもちゃ。
製作者の勘だけを頼りに作られた上、すべての作業工程が絶望的に雑なため、ゲテモノ感がすごい。だが飛ぶ。
他の部員からは飛行機と認めてもらえるかすらもグレーゾーン。だが飛ぶ。
見た目通り飛ばしづらい機体だが、迎角を大きくとると定点滞空できるなど、特殊な飛行も楽しめる.
ぷれーん

2018年度新入生製作で作られた機体の一つ。
普通の(plain)翼配置の飾り気のない(plain)飛行機(plane)から命名。
設計者が作りかたを知らない部分があったり、加工順序を間違える等のトラブルがあったものの、無事安定した飛行ができるものとなった。
大きなエルロンと高出力モーターのおかげで色々な挙動を楽しめる。
Comet ausf.B
イカにされてしまった先代Cometの後継機。
機体規模に対し小さめな尾翼が特徴。
翼全体にS字キャンバーを採用することで、先代機の機首下げ癖が改善したものの、かなりの高速機となった。
Twisting up
初心者でも操縦しやすく壊れにくいをコンセプトに製作された練習機。
主翼は取り外し可能であり、写真の他にもラダー機用の翼も存在したが、
製作者の知識不足により初心者には操縦不可能な性能となっていたため廃棄された。
車輪を発泡スチロールと養生テープだけで固定したのは恐らく航空研初であり、その柔軟性から一度も破損していない。
セスナ172
経験の浅い新入生(達?)によってつくられたスケール機(もどき)。
設計の段階から色々問題がある上に、製作者のめんどくさがりな性格のせいでさらに色々はしょられてしまった悲しい機体。
雑な製作が故の面白い挙動を時々目にすることができる。
ちなみに実機では主翼を支えている斜めの支柱も再現されているが、あくまで飾りである(お偉方にはわからんのですよ)。
iffy
主翼に上向きにも可動するスラットを設けた機体。
滑空とポストストール機動を両立する目論見だったが、
名前の通りどちらもうまくいかない微妙(iffy)な性能となってしまった。
きっと無駄に凝った空冷フォルムがいけない。
Grumpy
ヨー方向制御を推力偏向で行う独特な方式を採用した全翼機。
殆ど効いていない説もある。垂直尾翼にある犬の歯型がチャーミング。
低速では各舵が非常に鈍くなるため着陸が難易度が高く、気難しい(Grumpy)機体である。
サヴォイアS-21
新入生制作と同時に完成した新入生による機体。モチーフは映画『紅の豚』に登場する飛行艇。
まだ稚拙な技術で作られたため重量が嵩み、総飛行距離5mで退役した。
飛行艇の為陸上滑走能力が劣悪だが、別に水上滑走ができるわけではない。
ダスティ・クロップホッパー
映画『プレーンズ』の主人公をモチーフにした機体。ラジコン用に再設計してあるが、それでももとの設定が短胴のため安定性に欠ける。
重心の真下に主脚があるため不整地での自力滑走が不可能である。
F-22 実証機
即席で作られたF-22の実証機。広い胴体が大きな揚力を産み、見た目よりゆっくり飛ぶ。
飛行能力が即確認され、即退役となった。
F-22 試作機
F-22の制作を見据えた試作機。データ収集が目的のため、割と外側は雑に作られている。
場当たり的な改修を繰り返して見た目は酷いが、全ては本番機に活かされることとなる。
Hercules
史上最大の翼幅を誇るヒューズ H-4 ハーキュリーズをモチーフに制作された機体。
ドローンとしては航空研史上最大の翼幅2160mmを誇る巨大機。ストイックな軽量化により強度と引き換えに低速飛行性能を手に入れた。
室内専用機であり、体育館内を悠々と飛ぶ姿はまさに威厳と風格の権化である。
ちなみにハーキュリーズはヘラクレスの英語読みである。
NK-7
新入生制作発泡機班用の試作機。F-22用のヒンジの試験運用や、新歓期の飛行実演等の様々な期待を背負って飛び立った。
十回を超える胴体両断クラスの大破を乗り越えたが、勇敢にも操縦者の顔面に真っ向から勝負を挑み最期を迎えた。
NK-8
新入生制作カーボン機班用の試作機。安定性や操縦性、頑強さなど練習機として求められる性能を詰め込んだ傑作機。
メンテナンス性にも優れ、壊れたパーツが強度を増し復活する姿はまさに不死鳥。
TAB
重量31.4gの超小型マルチコプター
この重量では珍しくブラシレスモーターを搭載
最早ポリカーボネート製ねじと接着剤が重く感じる
飛行性能も良好で、サイズが小さいことから狭い室内でも飛び回れるため、
操縦練習にうってつけ…のはずだったが墜落させると壊れやすいという練習機にとっては致命的な弱点をもつ
赤く塗りたかった(飛べなくなっちゃうよ!)
Flying Panjandrum
電力効率の良いマルチコプターをコンセプトとした機体
垂直離陸後に機体を90度傾け、リング翼機として水平飛行が可能である
翼はスチレンボード製の正16角形のもの(頑丈)と発泡スチロール製の円形のもの(軽量)と2種類ある
水平飛行中は構造材を兼ねた固定翼によって揚力を得るため、通常のマルチコプターに比べて電力効率が良い…はず
水平飛行中の謎の輪っかが飛んでいるような姿は空飛ぶコラ画像と揶揄される
制作者が機体名を決めかねていたところ、他の部員によって第二次大戦中のイギリス軍の某ロクでもない兵器の名を冠されたが、制作者的には不服である
出力3倍のモーターを積んで赤く塗りたかった今日この頃である…。
Almonia crp
市販の板胴機をモチーフに、リサイズして制作された機体。
航空研究会初の実用的な二重反転プロペラを搭載しており、大きな二枚のプロペラが一際目を惹く。
ロールレートは低いが、安定性、操縦性ともに極めて良好であり、ホバリングやナイフエッジなど様々なスタント飛行が可能である。
Edge-540-toriken
スタント用航空機として知られるZivko Edge 540をモチーフにしたスケール機。
小柄な機体に大推力のモーターを搭載しており、高い運動性を持つ。
初飛行時にはロールが若干不安定であったが、市販のジャイロを搭載することで、安定飛行できるようになった。