最新情報 - 木幡（こはた）ホームページ（工学府産業技術専攻）

「会計の知識なくして経営の理解なし」
会計実務の専門家・公認会計士として、社会人人生の前半は監査法人に勤務し、現在は独立して会計事務所を運営しています。また、本大学大学院工学府産業技術専攻にて実務家教員として会計・財務科目を担当しています。
理工系の学問の基礎が数学にあるとすれば、経営の基礎は会計にあると言ってよいでしょう。たとえば、経営戦略は、中期・短期経営計画として具体化されていくことになりますが、その経営計画は会計に情報を利用して示されます。会計は組織の進むべき道を示してくれる経営の羅針盤のようなものです。
経営とは、会計情報を道しるべとして意思決定を行っていくことであり、会計は重要な役割を果たしているわけです。といっても、会計はあくまで経営に情報を提供するためのツールです。会計の重要性とその限界を理解したうえで、皆さんの抱く目標への地歩を固めていただきたいと思います。