◎ 『若手研究者の自立的研究環境整備促進』採択大学間の意見交換会を開催
7月31日(火)13:30より、本部棟3階第2会議室において、科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」に採択された大学間の意見交換会が開催されました。平成18、19年度に採択された全21大学の担当教員のみならず、文部科学省及び科学技術振興機構からも関係者にご参加頂いたことで盛大な会合となりました。
開会に当たって、松永学術・研究担当副学長の挨拶の中で、「採択大学の副学長から、運営上の課題について意見交換を行う会を設けることの要望があった」「忌憚のない意見交換を行うことで、建設的な会合にして頂きたい」という意見交換会を開催するに至った経緯及び趣旨についての説明がありました。
続いて、文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課の高比良幸蔵人材政策企画官から、「採択大学が集まり、運営上抱えている課題等について意見交換を行うことは好ましい。今後も、シンポジウム等を通じて情報を共有し、テニュアトラックシステムをより良いものとして頂きたい」とのご挨拶を頂きました。
意見交換会では、平成19年度に新規に採択された12大学の事業概要、平成18年度に採択された9大学の進捗状況についてご報告頂き、各大学の独自性の高い取り組みや先行大学の経験談に対しての活発な質疑応答が行われました。
続いて、各大学の要望や抱えている課題について意見を交わしました。文部科学省の高比良企画官、科学技術振興機構の落合POからも、問題となっている箇所の考え方について丁寧にご説明頂くなど、日本型のテニュアトラックを推進するための前向きな意見交換が行われました。
約3時間に渡って行われた意見交換会は、各大学の置かれた状況等について情報を共有するとともに、活発に意見交換を行ったことで、非常に有効な会合となりました。