今や町でも老若男女問わずに親しまれているスポットとなったゲームセンター。
　　そこに必ずと言っていいほど見かけるのが、アームを操作してお宝達を運びだそうと、なんとも
　　単純明快だが実は奥が深いゲーム・・・
　　そう、それがUFOキャッチャーです。
　　　やったことがある人は必ずや口を揃えてうなずいてくれるでしょう。
　　獲物（景品＝プライズのことです）をGET出来たときの、あのなんとも言えない満足感、充実感は
　　すでに僕を魅了して中毒症状にしてしまった程です。（大げさですが・・・）
　　　今やプライズはさまざま。
　　今まで手に入れたものは数知れず、行方も知れず、注ぎ込んだお金も知れず（あらあら）。。。
　　今回は初歩の段階の方の為に分かりやすいキャッチャー講座を開いてみました。

　 その１−勝負はすでに店選びから始まっている

　　　まずお店の選び方。何度か行くと分かると思いますが、お店によって取りやすい、取りにくいが
　　かなりあります。
　　　常にプライズが入れ替わり、新しい物が入っている＝商品回転率がいいお店は
　　比較的取りやすいのではないでしょうか。
　　　どこの駅前にも大抵はゲーセンが何件かあるはずです。いろいろ周ってよく取れるお店を
　　自分で見つけましょう。

　 その２−じっくり観察も大切

　　　さあ、キャッチャーマシンが目の前にあります。はやる気持ちはよーく分かりますが、ここで
　　慌ててはいけませんよ。なぜならゲーセン側でワナ（？）を張っていることがよくあるのです。
　　　最初のアームのポジションは真っ直ぐに見えても、実際にお金を投入して　「さあやるぞ！」
　　と意気込んでボタンを押し、アームが下がっていく時に　「あーなんてことだ。Oｈ　mｙ　god !」
　　と思わず興奮してしまったことはありませんか？クレーンの首が右or左に若干曲がってしまう
　　ことがあるのです。
　　　これはさすがにやってみないと分かりませんので、人がやってるのを後ろからそっーと
　　観察してクセを掴むことも大切でしょう。　　

　　 その３−確実に狙える獲物を見極める

　　　欲しいものがあってもすぐに手を出しては痛い目に遭います。プライズの並べかたをよく見て
　　みましょう。
　　★ギュウギュウ詰めはアームが入っていかないのでダメ。両脇に適度なスペースがあるものを。　　★プライズの向き。ぬいぐるみの場合は形状をよく観察し、両脇、頭と足など確実に引っ掛かり
　　　そうな場所にアームを落とせそうか。
　　★手前、奥、はじっこ、下段（段差がある時）の物はアームが届かない可能性がある。
　　　アームのレーンなどを見てみよう。

　　その４−アームの強さ

　　　欲しいものがあってもすぐに手を出しては痛い目に遭います。アームの強度が調節されている
　　ので、どの程度か調べてみましょう。
　　　マシンをちょっと揺らしてみて下さい。アームがかなりグラつくようなら止めたほうがいいでしょう。
　　プライズを掴む力は非常に弱く、もし持ちあがったとしても停止時や移動中に落っこちてしまう
　　ことが多いです。逆に力の強いアームだと多少無理がある掴み方でもそのまま持ってこれて
　　しまう、ということもあります。ただ、揺らすときはくれぐれもちょっとだけにして下さいね。
　　　また、アームのツメにも注目してください。下を向いているものは掴んでもすべってしまうので
　　要注意です。　　　

　　その５−ほんの数ミリが勝負の分かれ目

　　　ここまで来ればあとはもうアナタの腕次第です。狙った獲物目指して一直線（いや、二直線？）
　　に突き進んでいきましょう。ここからが本当の勝負です。
　　　まずプライズを狙う場所です。基本的には縦も横も真ん中を狙います。しかし物によっては
　　重心がアンバランスなことがあったり、隣接する物が邪魔だったりするのでそれも考慮し
　　臨機応変に変えるとよいでしょう。ただ、最初はどうしても行き過ぎてしまうことが多いので
　　少し手前くらいで止めるのがコツです。その少しの感覚がなかなか難しいのですが、何回も
　　チャレンジして感覚を掴みましょう。
　　

　　”ローマは１日にしてならず　”です。　キャッチャーの達人を目指してがんばりましょう！