2017年度 東京農工大学 准教授(テニュアトラック)公募
<卓越研究員事業>
【女性限定公募】


Tokyo University of Agriculture and Technology
Application Guidelines for Associate Professors (Tenure-Track)
Leading Initiative for Excellent Young Researchers (LEADER), MEXT
< English Version >
【公募概要】

  東京農工大学では文部科学省科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」(以下、「卓越研究員事業」という。)に基づき、先進的研究成果の創出と、本学の機能強化を推進する研究特区として創設したグローバルイノベーション研究院において、本学テニュアトラック制度による准教授(テニュアトラック)1名を募集します。任期は5年間です。なお、今回は女性限定公募とします。
  採用された若手研究者は、本学のグローバルイノベーション研究院テニュアトラック推進機構に所属し、分野に応じた協力部局(本公募では工学研究院)と連携しながら独立した研究室を運営できます。任期中に優れた業績を上げた場合には、任期なし(テニュア)ポストに採用されます。また、研究室の立ち上げに必要なスタートアップ資金、事務支援サポートなどにおいて優遇措置があります。さらに、講義負担と学内管理業務の負担を一定の範囲で軽減し、集中して研究を行う環境が与えられます。協力部局の学部と大学院では専門分野についての講義を行い、大学院生の研究指導をすることが期待されます。テニュア付与審査を3年目と5年目に行い、その評価に基づき任期なし雇用形態に移行します。業績が特に優れる場合には3年目の審査後に早期テニュア付与されます。本学のテニュアトラック制度ではテニュア付与後のポストは全員分用意されており、着任後6ヶ月以内に評価基準を設定し、研究・教育実績評価に基づいてテニュア付与審査が行われます。(詳細下記)給与は、後で述べるように、テニュアの教員とほぼ同等です


【募集分野】
  東京農工大学において将来発展が見込まれる以下の分野について1名を公募します。
分野別コード
分野
教育・研究キーワード
募集人数
A
機械システム工学 (1)機械工学のフロンティア
(2)材料力学
(3)生体力学
(4)航空宇宙構造・材料
*上記キーワードのどれかに該当すればよい.
1名(*)

(*) 分野Aは女性限定公募、かつ博士の学位を取得後5年以内が望ましい。

【東京農工大学への応募資格】

 本公募は卓越研究員事業によるため、応募者は平成28年度または平成29年度の卓越研究員候補者であることが必要です。詳細は卓越研究員事業公募要領をご覧ください。
 東京農工大学では、博士の学位を有している方、および上記の分野及び教育・研究キーワードに該当する領域において、独創的な研究を推進している方を対象とします。
 分野A(機械システム工学)は女性限定とし、博士の学位を取得後5年以内が望ましいとします。


【選考方針】

 本学における選考は、当事者間交渉時に、各分野における1次選考と、全学における2次選考の2段階で行います。どちらも、書面及び面接による審査があります。選考にあたっては、卓越研究員事業の審査の観点に加え、本学では特に以下の点を重視します。

 ・ 国際的に評価される卓越した研究業績を有している。
 ・ 関連分野の学部と大学院における教育関与が期待できる。
 ・ 社会的にインパクトのある独創的な研究を推進している。
 ・ 海外研究機関の研究者との国際共同研究並びに国際共著論文への貢献が期待できる。


【業務付加およびテニュア付与について】

  本学における卓越研究員は、事業の性質上、国際共同研究、国際共著論文について一層の研究業績が求められます。
  採用後3年目に中間評価を行い、特に優れた研究者はこの時点で早期テニュア付与が決定されます。5年目には最終評価を行い、テニュア付与が決まります。本学のテニュアトラック制度ではテニュアトラック教員全員分のテニュアポストを用意しますので、優れた業績を上げれば全員がテニュアに採用される可能性があります。ただし、テニュア付与審査の結果、テニュアを付与しないこととなった場合は任期満了の退職となります。


【卓越研究員の教育活動について】

  卓越研究員は、将来テニュア准教授として本学における学生の教育を担うことになるので、分野に応じた関係部局での学部と大学院の講義と大学院生の研究指導を行うことが求められます。


【卓越研究員の給与について】

  給与は年俸で約600万円から750万円を予定しています。テニュア准教授とほぼ同じです。本人の経歴、研究業績等を勘案の上、本学の規定により決定します。


【所属機関、勤務地】

  所属   :東京農工大学 グローバルイノベーション研究院 テニュアトラック推進機構
  機関名  :東京農工大学
  機関種別 :国立大学法人
  所在地  :〒183-8538 東京都府中市晴見町3-8-1
  勤務地  :小金井キャンパス 〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16


【任期】

 着任後5年間。
 (任期中の研究教育業績に基づくテニュア付与審査により、予め定められた基準を満たせば任期なしポスト(テニュアポスト)に採用されます。)


【着任時期】

 2017年10月1日以降、出来るだけ早い時期(2018年3月1日までに着任できること)
 卓越研究員事業により、2017年9月末までに当事者間交渉を行います。


【応募方法、応募書類】

<卓越研究員事業への申請(平成29年度新規申請者)>
 文部科学省の卓越研究員事業の申請方法に従い、日本学術振興会が設置・運営する電子申請システムを通じて応募してください。詳細は、日本学術振興会HP における「卓越研究員事業」の「公募情報(研究者向け)」を参照してください。

日本学術振興会HP 公募情報(研究者向け)
URL: http://www.jsps.go.jp/j-le/koubo_kenkyu.html


<東京農工大学への応募>
文部科学省の卓越研究員選考委員会にて平成28年度または平成29年度に決定した卓越研究員候補者において、本学を希望する者は、本学の選考のために、以下の書類をWeb(研究者_様式3のみ郵送も可)で応募してください。なお、本学では事前連絡は実施致しません。
全分野とも、メール、紙媒体での応募は一切受け付けません。応募にあたっては、下記を必ずご一読下さい。
応募に係る個人情報は、個人情報保護法及び本学規定に基づいて適切な取扱をいたします。応募の事実は非公開としますが、選考上必要な範囲において照会等を行うことがあります。また、応募書類は返却しません。


<東京農工大学 卓越研究員 応募フォーム>
   Webリンクはこちら

<東京農工大学 応募書類>
  (1)研究業績書(写真添付。下記の本学様式をダウンロードし、pdfに変換して提出すること)
   研究業績書 様式ダウンロード

  (2)主要論文別刷(pdf)(5編以内。必ず1編は添付すること)
  (3)卓越研究員申請書 研究者_様式1別紙(pdf)
  (4)卓越研究員申請書 研究者_様式2 和文1通(日本人応募者のみ),英文1通(pdf)
  (5)教育に関する抱負(pdf)(A4用紙1頁以内。書式自由)
  (6)卓越研究員申請書 研究者_様式3(pdf)
  (電子申請システムに入力した内容を、研究者_様式3の書面に転記して下さい。(6)のみ応募者又は評価者からの郵送も可とします。

  研究者_様式3はこちらからもダウンロードできます


<研究者_様式3 郵送先>
   〒183-8538 東京都府中市晴見町3-8-1
   東京農工大学 研究支援課 GIR支援室 卓越研究員公募事務局 宛


【卓越研究員事業 申請締切】
  2017年4月25日(火) 17時(日本時間)

【東京農工大学 応募締切】
  2017年7月13日(木) 16時(日本時間)
  研究者_様式3の郵送締切も同日(消印有効)とします
  詳細は、本学Webを確認すること。


【選考スケジュール】
   文部科学省の卓越研究員選考委員会による選考:〜6月末
   1次選考(分野による書面審査,面接審査):〜8月中旬
   2次選考(全学による書面審査,面接審査):9月9日(土)
   着任:2017年10月以降


【問い合わせ】
(応募に関する一般的な質問等に関する照会先も含む)
 本学から確実に連絡を行うためにも、できるだけ下記問い合わせフォームをお使い下さい。

  東京農工大学卓越研究員公募 問い合わせフォーム

  グローバルイノベーション研究院 卓越研究員公募事務局
  E-Mail:t-track[a]cc.tuat.ac.jp (お問い合わせの際は"[a]"を@にしてください)



【その他】
・この取組は、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」(昭和47年法律第113 号)第8 条の規定に基づき実施しています。
・東京農工大学は、男女共同参画を積極的に推進しています。
(詳細)
東京農工大学男女共同参画室
東京農工大学女性未来育成機構