*2 [修了期間短縮制度について
短縮には,
- 2年間の博士前期課程(修士)を1年間へ短縮するパターン
- 3年間の博士後期課程(博士)を1〜2年間短縮するパターン
- 博士前期・博士後期をそれぞれ1年間+2年間もしくは2年間+1年間へ短縮するパターン
があります.
博士前期課程を短縮するのが良いと考える理由となるのは,博士号取得の目的が明確で,本人の人生計画において短縮が明らかにメリットとなる場合などです.
一方,博士後期課程の短縮は,博士後期課程以前に論文などの十分な実績を有する場合,在学中に極めて良い就職ポストが空いた場合などです.
しかし,時間をかけて自分のペースで成長する環境に恵まれている場合,不慮の事故など心身の回復に時間を要する場合,出産などライフイベントを迎える場合など,短縮が向かない状況もありますので,柔軟に検討する必要があります.