実験設備紹介

実験室のパノラマビュー


2024年(5号館実験室1)


2024年(5号館実験室2)


2022年(5号館実験室)


2022年(新1号館実験室)


2021年


2020年


2017年

実験室では実験素子の作製や測定などを行っています。そこで、実験室で使用している実験設備や実験器具について紹介していきます。

NEW!デュアルコム分光法光ネットワークアナライザDCNA1011-UAT(ネオアーク株式会社)

デュアルコム分光法による物性計測装置です。デュアルコム分光法は繰り返し周波数が 僅かに異なる 2 台の光周波数コムを用いることで光の電場波形を取得することを可能とします。そして、物質を透過した光の電場波形の振幅・位相を解析することで、分光特性、屈折率などの物性 パラメータを知ることができます。反射測定オプションDCNA1011-RCUS(ネオアーク株式会社)も備わっており、透過(振幅・位相)と反射(振幅・位相)を測定可能です。

NEW!0.3THz帯遠方界・開口振幅分布測定装置

6G(Beyond 5G)でのテラヘルツIoTを目指し、0.3THz帯の指向性と開口分布を測定するための独自の実験系の構築を進めています。テラヘルツ波光源には逓倍器(バージニアダイオード社)、受信側はショットキーバリアダイオード(バージニアダイオード社)及びテラヘルツ波カメラT0832(日本電気株式会社)を用います。

NEW!レーザー顕微鏡VK-X3000/VK-X3050SP1617(株式会社キーエンス)

作製した素子のパラメータを測定する際に用います。 数ミクロンという微細なパラメータを測定できるスーパーマシン! 水平方向だけでなく、高さ方向のパラメータも測定可能のため、サンプルの形状を3Dで表示することも可能です。実験室で作製した素子をその場ですぐに測定し、素子の設計・作製へのフィードバックを行う事で、研究がさらに加速します。

高性能ワークステーション(デル・テクノロジーズ株式会社、ビジュアルテクノロジー株式会社)

テラヘルツメタマテリアルやテラヘルツ波帯アンテナの解析、設計に使用するワークステーションです。お茶室に5台、実験室に1台の合計6台(合計RAM1,224GB) のワークステーションを活用して研究を進めています。 ワークステーション同士を連結(メモリ共有)することで、より大容量な電磁界解析も可能です。

NEW!サブフェムトインクジェット加工装置ST050-TNK(株式会社SIJテクノロジ)

  微細構造を印刷技術により多量に描画できます。

ハンディータイプ大気圧プラズマ装置HPJ-02A(株式会社アクア)

  薄い誘電体基板に微細構造を描く際に用います。

イオナイザ(除電器)STABLO AP(島津製作所)

  薄い誘電体基板に微細構造を描く際に用います。

ハイパワーデジタルホットプレートHP-1SA(アズワン株式会社)

  作製した素子の焼結に用います。

Time-Domain Spectroscopy Platform (TOPTICA社TeraFlash)

テラヘルツ波帯で高感度な分光が可能です。テラヘルツメタマテリアルやテラヘルツ波帯光学素子の特性の評価が可能です。

動画編集者
安川 昂秀
BGM
・ハヤシユウ「おなじみの風景」
・魔王魂「ネオロック83」

テラヘルツ時間領域分光法用透過・反射測定系 (株式会社インデコ)

  テラヘルツ波帯で高感度な分光が可能です。テラヘルツパルスの透過と反射を両方測定することができ、テラヘルツメタマテリアルやテラヘルツ波帯光学素子の特性の評価が可能です。

テラヘルツ波カメラ T0832 (日本電気株式会社)

テラヘルツ波帯で高感度なカメラです。作製した素子を実験する際に使用します。リアルタイムに電磁界の応答を確認することができます。

サーマルセンサ 3A-P-THz、VEGAディスプレイ (株式会社オフィールジャパン)

テラヘルツ光源の強度を測定する際に使用します。

有限要素法 電磁界シミュレータ ANSYS社HFSS / DGTD法 電磁界シミュレータANSYS社HFSS Transient

 

計5台

テラヘルツメタマテリアルやテラヘルツ波帯光学素子の解析、設計に使用します。周波数解析と時間領域解析が可能です。

有限積分法 電磁界シミュレータ CST社MW STUDIO

 

計1台(Education) 計25台(Classroom)

テラヘルツメタマテリアルやテラヘルツ波帯光学素子の解析、設計に使用します。時間領域解析と周波数解析が可能です。

ミニキューブ 小型冷蔵庫 KX-1021HC (日本フリーザー株式会社)

冷暗所での管理が必要な材料の保存に使用します。

クリーングローブボックス (アズワン株式会社)

テラヘルツ波帯の素子は構造が微細であるため、小さなほこりでも影響を与えます。そのような素子は主にクリーンボックス内で取り扱います。

作業場所

主にこのテーブルで作業を行います。

デスク

ウェブカメラにより常に研究室と連絡が取り合えるようになっています。

撮影場所

論文用の素子の撮影を行います。

デジタルノギス BLD-100 (新潟精機株式会社)

素子の寸法を測る際に使用します。デジタル表示でとても見やすいです。

DIGIMATIC MICROMETER APB-2D (株式会社ミツトヨ)

チップや金属板、薄膜などの厚さを測る際に使用します。ミクロン単位で測れるスグレモノ。

ワイドビュースタンドルーペ NO.1795 (池田レンズ工業株式会社)

素子が非常に微細なため、肉眼で確認できない場合に使用します。これで細かな作業もラクラク。

防じんマスク JH-2001-6029-1 (スリーエムヘルスケア株式会社)

素子を取り扱う際、有毒な粉塵が発生する場合に着用します。

実験素子はこの棚で厳重に保管されています。耐震補強済み。

ホワイトボード

アイディアはいつ生まれるか分からない。いつでもディスカッションできるように取り付けられています。

〜番外編〜 研究室の個人デスク

普段の私(富樫)です。鈴木研に配属されるとパソコンと真っ白で大きなデスクがもれなく支給されます。運がよければ写真のようにダブルモニターにできるかも。