東京農工大学 土壌学研究室 田中治夫 調査・研究日誌 戻る

日本の典型的な土壌の一般理化学性
 
日本の典型的な土壌における放射性核種の動態


 北海道浜頓別町のポドゾル性土から、沖縄県名護市の赤黄色土まで、日本の典型的な19土壌を調査・採取し、分類しています。現在は、理化学性の分析をおこなっています。
 成果の一部は、2003年4月3日に明治大学でおこなわれた日本ペドロジー学会で発表しました。

日本の典型的な土壌の深度方向透水性による類型化
−日本の典型的な土壌における重金属の深度方向への移動特性(1)−
 
中島教陽(基礎地盤コンサルタンツ(株)田中治夫(東京農工大学)


 また、肥料などから農耕地土壌への混入が懸念される放射性核種の動態も、「日本の典型的な土壌における放射性同位体元素の鉛直分布を支配する土壌の理化学的要因」というテーマで調べています。
 成果の一部は、日本土壌肥料学会、アメリカ土壌科学会、アイソトープ・放射線・研究発表会で発表しています。

農用地におけるウランの動態
−農用地土壌へのウランの蓄積実態−
 山口紀子・木方展治(農環研)・田中治夫(農工大)・中島教陽(建技研)

 現段階の蓄積量は、問題にならない低さでした。

基礎地盤コンサルタンツ(株)との共同研究です。
農業環境技術研究所の山口紀子さんとの共同研究です。

東京農工大学土壌学研究室 田中治夫のHPへ