7.場所の特定

「ウォーリを探せ」のような場合,すなわちその画像の中に目的物が写っていることがわかっているとき,それがどこにあるかを探すような場合を考える.1枚の画像を用意してその中から1部分を取り出して小さな画像を1枚作れ(前節のライオンの画像でもよい).元の大きな画像を切り出した小さな画像それぞれのヒストグラムを求めよ.元の画像のカラー値の画素の個数を,切り出した画像のカラー値の画素の個数をとすると,各カラー値について次を求める.

元の画像の各画素について,カラー値がであるならその画素の値をにする.こうすると各画素の値が255×であるモノクロ画像ができる.このモノクロ画像の中で255×の値が大きな画素が集まっている所が対象物のある所である.


query.ppmを使ってこの演習を行うと,このような画像を得ることができる.

[戻る]