4.ヒストグラムインタセクション

画像が2枚あるとする.この2枚がどのくらい似ているのかをカラーで評価する.まず,2枚とも64色に減色する.各画像のヒストグラムをそれぞれ作る.カラー値を=0,...,63)とする.1枚目の画像のカラー値のピクセルの個数を,2枚目の画像のカラー値のピクセルの個数をとする.各カラー値についてを求める.すなわち,の小さい方を求める.これを全部のカラー値で足す.すなわち

を計算する.Dを2つの画像のヒストグラムインタセクションという.2つの画像の色合いが似ていればこのDの値は大きくなる.


2枚の画像のヒストグラムインタセクションの求め方

この演習の流れを図を使って説明しよう.まずはじめに,2枚の画像A,Bを64色に減色してヒストグラムを求めておく(実際の演習では減色した画像を作成しなくてもよい.ヒストグラムを配列に格納しておけばよい).

また,画像AとBのヒストグラムインタセクションの値を格納する変数を

int D=0;

と宣言しておく.ここまで準備できたら実際に式(1)のDの値を求めていく.最初に,画像AとBのカラー値0のヒストグラムの値を調べ,小さい方の値をDに加える.この例では,画像Aの方が,画像Bよりもカラー値0のヒストグラムの値が小さいので,Dに画像Aのヒストグラムの値を加える.次にカラー値1のヒストグラムの値を調べて小さい方の値をDに加える.この例では画像Bのヒストグラムの値を加える.これをカラー値63まで繰り返せば,2枚の画像のヒストグラムインタセクションの値が求まる.

[戻る]