'09年度後期活動録　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日は４３代の卒業式でした。

落研の癌と言われている代ですが、とうとう駆除される日がやってまいりました。

この世紀の瞬間に立ち会うために、数多くの落研人が参加しましたね。

皆、癌が駆除されるうれしさのあまり涙を流しましたね。

…………こんなこと言ってますが、ホントは悲しかったんですよ。

いなくなってさみしいよコノヤロォオオォォオォォオー。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（北）

　ロンさんが集合時刻を24時間間違えてしまい不参加となった冬合宿。真っ白なゲレンデに、バイキングのポテト食い漁り、夜のリッチな酒盛りと実に充実した冬合宿となりました。（珊瑚）

　第４４代が無事引退いたしまして、第４５代が「いよいよ俺達の時代だわ」と意気込んでいるところにハレー彗星のように尾を引いて舞い戻ってきた第４３代がメインの落語会でございました。しかし、もやしさんは研究室が忙しいため泣く泣く不参加。残念でなりません。

　本番当日はあいにくの雨。「友達が多いほど人間強度が下がる」が座右の銘の演者たちのことですから、客足はまばら。

　開口が終わった途端にお客が増え始めまして、会が盛り上がりを見せてきました頃、サラのココ市さんの「蛙茶番」。セーラームーンの話から本編に繋げるというウルトラCを披露。安定した実力を発揮し、雨で湿っていた会場を暖めました。
　
三番手はルディさんの「みどりの窓口」。新作落語で会場を沸かせました。ちなみに僕が個人的に好きな台詞は、おばちゃんの放つ「あるんでしょ？国会議員の分が！」。
　
中トリをつとめましたのは数理さんで「錦の袈裟」。「マクラが東国原知事の鉄板ネタのパクリでは？」と一部コミッショナーサイドで物議をかもしたものの、お得意の数理節で見事中トリの任務を果たしました。
　
お楽しみは新会長青菜さんによるマイケル追悼コンサート（偽）。演者全員がバックダンサーとなりスリラーを踊りました。着物で。
　
ヒザは一番（TOP）さんの「駒長」。お楽しみ直後のダンス疲れをものともせず、妻に逃げられる男を演じきりました。その姿にはとても演技とは思えないリアリティがありましたが、その訳を聞くには、あまりに僕は若すぎました。
　
トリを飾るは玉乃丞さんの「千両西瓜」。千両の西瓜を八等分すると同時に一切れ分の値段１２５両を計算するという驚異の演算能力を見せ、会場を爆笑の渦に包みました。
　
４３代の実力をまざまざと見せつけられた落語会でございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（珊瑚）

演目	演者
代書屋	美ら家　珊瑚
蛙茶番	鉈亭　ココ市
みどりの窓口	頭文字家　ルディ
錦の袈裟	英国舎　数理
お楽しみ
駒長	狙撃亭　一番
千両西瓜	鍵屋　玉の丞

　農工祭での目玉はなんといっても林科の串焼き。塩やタレにくわえ、ブームにもなった食べられるラー油など、さまざまな味の串焼きが焼きたてのうちにお楽しみいただけます。そのほか、鹿汁や農工カルピスなど、ここでしか味わえない珍味がお手ごろ価格で販売されておりますのでぜひ一度お立ち寄りください。（珊瑚）

　第16回を迎えた冗談は寄席。もともとは「新しいことをやってみよう」ということで実験的に始まった寄席らしいのですが、今では年に農工落語会や農工祭とならんで農工大落研には欠かせない落語会となりました。昔はコントや漫才もやっていたらしいです。
　
　中トリは蜻蛉さんの愛宕山。合宿中は「本番大丈夫だろうか？」と物議をかもしたものの、当日はたくさんの自転車部の仲間に見届けられながら天高く昇っていきました（いい意味で）。

　ヒザは優先さんの引越しの夢。このネタにおいて後に語り継がれる名キャラ「2番番頭きゅうしち」が誕生しましたが、筆者の不勉強のため「きゅうしち」なのか「きゅうきち」なのか断定できない状態にあります。

　トリは本山さんの大山参り。「落研の豚」、「尻を踏ませば」、「豚トロ」などの金曜落研ロードショーを総なめにした彼が最後に見せた落語に、43代をはじめ多くの観客が涙しました。同期にして永遠の好敵手（とも）である蜻蛉さんから花束をもらう場面では2人の間から後光がさしていたとの目撃情報もちらほら。（珊瑚）