コムギサビ病

 

植物名コムギ Triticum aestivum
発見場所・時期農場・5月下旬
発病部位
病徴主に葉身、葉鞘上に1ミリから1センチ程の赤褐色の小さな病斑ができ、やがて表面が破れて赤褐色病斑である夏胞子層が生じ、赤色の夏胞子を飛散する。ムギの成熟期になるとその周辺の表皮下に黒色の冬胞子層を生じる。冬胞子層の表皮は破れない。
伝染方法宿主植物の上で冬胞子や夏胞子の形で越冬し、翌年風によって夏胞子を飛散させて伝染。