イモカタバミさび病

植物名イモカタバミ Oxalis sp.
発見場所2号館入り口正面
発見時期六月上旬
病徴五月ごろから葉表に黄緑〜淡黄緑、周縁が不正円形の
1〜2o大の小斑点を多数生じる。やがて、病斑裏面に
黄橙色でやや盛り上がった粉上の夏胞子堆が表われる。
多数発生すると菌体は融合し、病葉は病斑周辺から
黄変し、葉枯れ状となる。秋季に病斑裏面の淡褐色の
冬胞子堆が夏胞子堆と混在し、のち占有する。
病原菌Puccinia oxalidis Dietel et Bills
病原の特徴糸状菌の一種。担子菌数のサビキン鋼に属し、
夏胞子・冬胞子を生じる。夏胞子は黄色で球形
冬胞子は淡褐黄色で長楕円形。
この病原菌の越冬形態は不明。病原菌は羅病植物の
残渣上で生存できると考えられている。
対策法通風・栄養状態など植物の環境管理と
薬剤散布などによる防除