アンズ灰星病

 

 

植物名アンズ Prunus.armeniaca
発見場所・時期2号館裏・6月9日
発病部位果実
病徴花、果実、葉、枝に発生する。果実では幼果に発生すると急速に広がって果実全体が腐敗、収縮し、一面に灰褐色粉粒塊を密生する。やがて乾固して樹上に残る。このミイラ状果は翌春落下することが多い。花や若葉には水浸状の病斑が広がり萎凋垂下し、灰褐色の粉粒塊を密生して、いわゆる花腐れ、葉腐れと呼ばれる病症となる。
伝染方法枝病斑上に新生される分生子によるほか子のう盤から飛散される子のう胞子によって花腐れ、葉腐れ症状を起こして、多量の分生子が増殖され長雨などの好適条件を得ると大発生につながる。