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(1)学科の教育目的および内容

 獣医学は、人間生活に密接に関係する家畜、伴侶動物、実験動物および野生動物の健康を管理し、産業動物の生産性を高め、公衆衛生の向上に資する科学です。 このため、獣医学科は家畜の形態と機能、その病的変化、薬物の作用、病気の発生原因・症状・診断・予防・治療に関して、さらに公衆衛生の向上に寄与するための教育を行っています。

(2)研究室の構成と教育研究分野

 獣医学科は、獣医解剖学、獣医生理学、獣医薬理学、獣医病理学、獣医微生物学、獣医衛生学、動物行動学、獣医内科学、獣医外科学、獣医臨床繁殖学、獣医分子病態治療学、獣医画像診断学および獣医腫瘍学の研究室から構成されています。5〜6年次の学生は、これらの研究室ならびに家畜病院、家畜生化学 (附属硬蛋白質利用研究施設硬蛋白質基礎研究部門) および野生動物医学 (附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター)の教育研究分野のいずれかに所属して専修教育を受けます。

(3)取得可能資格

【資 格】
 高等学校教諭1種(理科、農業)、家畜人工授精師(要獣医師免許)、衛生検査技師、食品衛生責任者
【受験資格】
 獣医師、臨床検査技師、毒物劇物取扱責任者
【任用資格】
 学芸員(要学士)、食品衛生管理者、食品衛生監視員、環境衛生監視員、飼料製造管理者、家庭用品衛生監視員、薬事監視員、と畜検査員(要獣医師免許)、狂犬病予防員(要獣医師免許)、食鳥検査員(要獣医師免許)、種畜検査員(要獣医師免許)

獣医学科カリキュラム