講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-05-27 16:05
論理ゲートイジング計算機における交換相互作用のスパース化によるスピン更新手法 ○吉田朝輝・三木 司・島田萌絵・米田優里・白樫淳一(東京農工大) ED2021-7 CPM2021-7 SDM2021-18 エレソ技報アーカイブへのリンク:ED2021-7 CPM2021-7 SDM2021-18 |
抄録 |
(和) |
量子アニーリング方式のイジング計算機であるD-Waveは,量子アニーリングをハードウェアとして実装した世界初の商用マシンとして話題を集めた.しかしD-Waveでは,量子ビットの数や表現可能な交換相互作用に制限があることが課題となっている.そこで,従来の半導体回路を用いることで実用的な問題への適用を可能とした,量子インスパイアード方式のイジング計算機の研究が進められている.これまで我々はイジングスピンモデルを論理表現し,スピンの更新手法であるスピン判定論理について検討を行ってきた.本研究では,交換相互作用のスパース化を行う抽出型多数決論理を提案する.本手法はボルツマン分布に基づいたスピンの物理的挙動を近似しており,実際に組合せ最適化問題を解くことで従来のスピン判定論理を上回る演算性能を確認した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
イジング計算機 / 組合せ最適化問題 / ボルツマン分布 / / / / / |
(英) |
Ising spin computing / Combinatorial Optimization Problem / Boltzmann distribution / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 44, ED2021-7, pp. 27-30, 2021年5月. |
資料番号 |
ED2021-7 |
発行日 |
2021-05-20 (ED, CPM, SDM) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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