東京農工大学科学博物館

繊維技術研究会講演会

更新日:2017/2/8

 「人にも、それを取り巻く環境にもやさしい生活日用品の開発と繊維ビジネス」


鈴木 磨 氏 (大王製紙、他数社のコンサルタント契約にて研究開発続行中)

<講師略歴>
鈴木 磨(Suzuki Migaku)
1964年東京農工大学農学部卒業、東京大学農学部修士課程修了。1966年 三菱レーヨン(株)、三菱アセテート富山工場、ユニチャーム(株)を経て、1991年 (株)日本吸収体技術研究所(JATI)創立。
2004年東京大学博士号授与(農学博士)現在に至る。
 
<講演要旨>
演者は1970年前後から40年余、子供用オムツ、大人用オムツ、女性用品等の排泄ケア商品に関係する吸収体商品事業に係わってきた。この吸収体商品事業は日本国内では限られた企業と少数の研究開発者によって支えられた事業分野であったが、近年グローバル化の進展とともに年商10兆円規模に市場拡大を果たし、スキンケア・ボディケア商品、ヘアケア商品、オーラルケア商品等と同様に、生活日用品事業の中核的存在となってきている。
本講演では吸収体商品事業の「将来の在るべき姿」を求めてきた演者の今までの歩みと次世代への提言ともいうべき試みについて、お話出来ればと考えている。
開催日時 2月21日(火) 13:00〜15:00
会場 科学博物館3F講堂
その他 予約:不要 入場:無料
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