東京農工大学科学博物館

東京農工大学科学博物館創基130周年のお知らせ

更新日:2016/10/7

平素より科学博物館に関し格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
科学博物館は、本学工学部の前身組織である農商務省蚕病試験場内に、明治19年(1886年)に設置された「参考品陳列場」がその起源となっています。 当時としては最先端の蚕糸、養蚕に関する資料が展示され、養蚕業の理解と普及に貢献したと考えられます。 その後、母体となる組織は、蚕業講習所、東京高等蚕糸学校、東京繊維専門学校、そして昭和24年、東京農工大学となっても、蓄積された様々な養蚕、繊維並びに学内の研究成果に関する資料を受け継ぎ、次世代に渡す作業が連綿と続けられてきました。 そして、平成20年4月には学内関連施設が統合されて「東京農工大学科学博物館」となって拡充発展を遂げ、本年をもちまして創基130周年を迎えます。
このたび、科学博物館創基130周年事業として、各種行事を実施いたします。

130周年記念式典:11月13日(日)13:00〜14:40
○記念講演会「自然に学ぶ”農芸品”の時代」 赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所)

企画展
○「蚕織錦絵・生糸商標コレクション」2016年10月1日(土)〜12月27日(火)
○「東京農工大学科学博物館収蔵品展〜明治の近代化を救った蚕病教育〜」2016年11月1日(火)〜2017年3月31日(金)

記念製作物
○復刻「浮世絵にみる蚕織まにゅある:かいこやしなひ草」
○記念グッズ各種