東京農工大学科学博物館

企画展 衣料から医療へ−シルクで創る人工血管−

更新日:2014/01/30

本学の歴史は、明治7年(1874)の内務省勧業寮内藤新宿出張所の設立に始まり140年に渡りますが、その期間、継続してシルクの研究が続けられてきました。本企画展では、朝倉哲郎工学部教授による最新のシルク研究の一つである、シルクで創る人工血管を紹介いたします。シルクは古来より、我々の体を守る「衣料」素材として注目されてきましたが、現在は様々な加工方法により、我々の身体を治す「医療」への応用が始まっています。シルクの優秀さと今後の可能性を感じていただければ幸いです。
また、博物館には明治〜昭和にかけてのシルクの資料が多く展示されています。常設展示と企画展示を併せてご覧いただくことで、より一層シルクへの理解を深めることができる構成となっております。

開催日時 2014年2月11日(火・祝)〜4月26日(土)
場所 東京農工大学科学博物館 1階企画展示室
主催 主催 東京農工大学 科学博物館
詳細 2月11日(火・祝) 13:00-「オープニングセミナー」
3月22日(土) 13:00- 実演「絹の強さを知ろう@」(ガット作りと張り実演)
3月27日(木)〜28日(金) 13:00- 実験教室「シルクで創る再生医療材料」
3月29日(土) 13:00- 実演「絹の強さを知ろうA」(絹弦の楽器演奏など)
4月15日(火) 10:00- 繊維技術研究会講演会「絹の素晴らしい構造の解析と絹の医療への応用」

詳しくは下記パンフレットをご覧ください。[PDF]