実験レポートで高得点を得る20のTips!

- その 1教科書をそのまま写すのは逆効果。採点者は教科書を書いた人だから、自分の書いた内容を(君の評価として)じっくり評価するわけがない。
- その 2図、表には一意的に番号を振り、文中では番号を使って図、表を参照する。
- その 3実験を再現できるのに十分な情報を記録する。
- その 4グラフの軸には、物理量、単位、目盛、零点を記す。
- その 5物理量とは単位のことではない。(「アンペア」などはだめ)
- その 6物理量とは測定手段のことではない。(「メーターのよみ」などはだめ)
- その 7グラフの軸の物理量はVBなど記号のみにしない。Vは電圧のつもりかも知れないが、速度ととらえる人もいる。
- その 8図、表を書いた時点で終りではない。図、表から読み取れる物理的情報を記す。(「比例している」とか)
- その 9新しい記号は導入した時点で定義を示す。略語も同様。
- その 10一般的に絵のみでは他人に意図を正確に伝えることはできない。
- その 11「矢印」は便利なようでいて著者にしか正確に理解されない場合が多い。
- その 12有効数字に気を配ること。責任がもてる(自信がある)桁までを示すこと。何となく3桁(1.23 Vとか)にしてしまいがちだが、1桁しか責任がもてなければ自信をもって1桁を書く。
- その 13「1」、「1.0」、「1.00」は異なる結果を表す。
- その 14「13000 V」は有効数字桁数が曖昧。「1.30X104 V」や「13.0 kV」と書こう。
- その 15物理量を表す変数はイタリック体(斜体)で書く。単位はローマン体(立体)で書く。
- その 16数字と単位の間には半角スペース(シングルスペース)を挟む。
- その 17レポートは長きをもって尊からず、「concise」をもって尊しとなす。(consiceは曖昧でない限りできるだけ短いこと)
- その 18一般的にレポートは長くするより短くするほうが難しい(=評価が高い)。
- その 19締切りを守ろう。提出遅れは採点者にとってみると、良心の呵責なく減点することができる。
- その 20欠席、遅刻をなくそう。欠席、遅刻は採点者にとってみると、良心の呵責なく減点することができる。