その 1 | 教科書をそのまま写すのは逆効果。採点者は教科書を書いた人だから、自分の書いた内容を(君の評価として)じっくり評価するわけがない。 |
その 2 | 図、表には一意的に番号を振り、文中では番号を使って図、表を参照する。 |
その 3 | 実験を再現できるのに十分な情報を記録する。 |
その 4 | グラフの軸には、物理量、単位、目盛、零点を記す。 |
その 5 | 物理量とは単位のことではない。(「アンペア」などはだめ) |
その 6 | 物理量とは測定手段のことではない。(「メーターのよみ」などはだめ) |
その 7 | グラフの軸の物理量はV、Bなど記号のみにしない。Vは電圧のつもりかも知れないが、速度ととらえる人もいる。 |
その 8 | 図、表を書いた時点で終りではない。図、表から読み取れる物理的情報を記す。(「比例している」とか) |
その 9 | 新しい記号は導入した時点で定義を示す。略語も同様。 |
その 10 | 一般的に絵のみでは他人に意図を正確に伝えることはできない。 |
その 11 | 「矢印」は便利なようでいて著者にしか正確に理解されない場合が多い。 |
その 12 | 有効数字に気を配ること。責任がもてる(自信がある)桁までを示すこと。何となく3桁(1.23 Vとか)にしてしまいがちだが、1桁しか責任がもてなければ自信をもって1桁を書く。 |
その 13 | 「1」、「1.0」、「1.00」は異なる結果を表す。 |
その 14 | 「13000 V」は有効数字桁数が曖昧。「1.30X104 V」や「13.0 kV」と書こう。 |
その 15 | 物理量を表す変数はイタリック体(斜体)で書く。単位はローマン体(立体)で書く。 |
その 16 | 数字と単位の間には半角スペース(シングルスペース)を挟む。 |
その 17 | レポートは長きをもって尊からず、「concise」をもって尊しとなす。(consiceは曖昧でない限りできるだけ短いこと) |
その 18 | 一般的にレポートは長くするより短くするほうが難しい(=評価が高い)。 |
その 19 | 締切りを守ろう。提出遅れは採点者にとってみると、良心の呵責なく減点することができる。 |
その 20 | 欠席、遅刻をなくそう。欠席、遅刻は採点者にとってみると、良心の呵責なく減点することができる。 |