NEWS 2021.5.10
 
農学専攻・地球社会学コースの入試説明会を行います。

日時:2021年6月19日(土)14:00~15:00
開催方法:オンライン(Zoom)

内 容
全体会
1)コースの概要と入試の説明
2)コースのカリキュラム
3)修了生の就職状況

分散会
希望する教員との個別面談

なお,教員名や教育研究分野などは地球社会学コースのホームページを参照してください。

応募方法:下記の Google Form に記入して送信してください。入室用のコードを折り返しお送りします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdUAbI63thy631YCz2p_33DGg1jSPJfByH0yzG5dehwqCLilA/viewform

 

【重要】2022年度入試(2021年度実施)より、日本留学試験(日本語)の成績証明書は受け付けないことになりました。

 
NEWS 2020.9.1
 
2020年9月1日付で、大倉茂講師が着任しました。専門は環境倫理学です。
 
Our Mission
 
はじめに --- 地球社会学コースとは
 

 20世紀の最後の四半期にいたって、わたしたちは、わたしたちを含め、わたしたちを取り囲んでいる自然環境の中で生きていくことの根本的な問題を突きつけられました。このことは一般には「環境問題」と言われていますが、狭い意味での「環境問題」にとどまらないもっと深い問いかけがなされているといえるでしょう。

 

 わたしたちが<環境>の中で生きていることの意味や他の生物たちと<共生>することの意味を、また、人間の生物学特性や社会的存在であることの意味を、人間と自然あるいは人間と人間との関係から問いなおすことが求められているのではないでしょうか。さらに、それらのことを歴史を通じて見つめなおし、人間が自然に働きかけて生きていくことの意味や人間の持っている技術を問いなおすよって考えていくことも必要です。

 上記のことを踏まえた上で、自らを環境の中で動的に変革していく主体として捉えていく観点から、それを発展させて、経済システムや社会システムを政策という形で、あるいは法的なシステムを整備していくことを構想していくことが、真の環境問題の解決には不可欠なのです。さらに、地域間、国家間、民族間の多用な価値観を認めながら、「共生」のあり方を見つめていく新しい合意形成のあり方も問われています。

 しかし、いま問われているのは、それにとどまりません。「環境問題」に集約される問題を超えて、わたしたちの自然との関係のあり方の一番基本的な、生産のあり方が構想されなければなりません。工業をモデルとした近代のさまざまなシステムが見直されていく中で、自然との<共生>的な関係性を基盤にした農林業をモデルにした新しい社会システムの構想が必要ではないでしょうか。そのために、持続的で環境共生的な農業・農村システムを創出するための経済・社会システムのあり方、生産や経営システムに関わる問題、さらには、生産物の加工・流通・消費に関わる広い問題に関して根本的な問い直しがなされる必要があるでしょう。

 

 地球社会学コースは、上記の3つの問題領域に対応した3つの教育研究分野を通じて、こうした問題に対して正面から取り組み、研究と教育を行っていく、まったく新しいタイプの大学院のコースです。わたくしたちは、「東京農工大学農学部」の中で、人文・社会科学的アプローチによる総合的な研究、教育をめざしています。

 
東京農工大学 大学院農学府農学専攻 地球社会学コース 〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8