コミュニケーション能力の高い人(かなり大事)
研究はチーム制で行っており、実験条件などは全てディスカッションにより決定していきます。
後輩は先輩にしっかり付いてたくさんのことを学ばなければならないし、先輩は後輩が積極的に実験に取り組めるよう指導しなければなりません。研究を円滑に進めるために、コミュニケーションは非常に大切です。

何事にも積極的に取り組める人
研究室で学ぶことは、実験技術だけではありません。 降りかかってくる多種多様の雑用を要領よくこなすことも、勉強の一つです。そのような仕事を「めんどくさい」といって投げたりする人は、自分の成長の機会を自ら逃していると言っても良いでしょう。

周りに配慮できる人
研究室配属後は、メンバーと家族以上に長い時間を共にしなければなりません。自分勝手な行動で回りに迷惑をかけることの無いように、また頑張っている人のモチベーションを下げることの無いようにしましょう。

常に前向きに行動できる人
実際の研究では、常に良い結果が出るわけではありません。思い通りに研究が進まないときでも思い詰まることなく、まず前向きになることが良い結果を招く姿勢とも言えるでしょう。

責任感の強い人
研究室内の装置は全て、非常に高価な特注品です。全ての自分の行動に責任を持ち、事故等が起こることの無いよう細心の注意を払いながら実験を行わなければなりません。

物理化学・数学が得意な人、実験が好きな人
実験が好きであるということは必須事項ですね。
半導体デバイスの設計には数学を駆使します。また、研究は実験と理論(シミュレーション)の両面から行うため、物理化学の知識も必要です。良く勉強して単位を落とすことのないようにしましょう。

整理整頓が得意な人
5s(整理・整頓・清掃・清潔・躾)という言葉を知っていますか。熊谷研究室だけでなく、ほとんどの企業でも言われている行動指針の1つです。データ整理や、装置周りの整頓はもちろん、机の上も常に綺麗に片付けていることが良い精神状態を引き起こし、良い研究を生みます。

体調管理がしっかりできる人
実験室では、一瞬のミスが大きな損失や事故を招くため、常に五感をフル稼働させていなければなりません。体力だけでなく精神的にも大変疲れます。このような状況下でいかに自分の体を管理できるかが重要なポイントになります。極力規則正しい生活を心がけ、健康的な精神状態で研究に臨みましょう。