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◎ 「東京農工大学 新技術説明会」を開催
 6月28日(木)、科学技術振興機構(以下「JST」)のJST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)においてJST・本学共催の「東京農工大学 新技術説明会」が開催されました。
 本イベントは研究成果の実用化促進や共同研究等、産学マッチングの端緒とすることを目的に、産業界に向けて本学の研究の情報発信を行うものです。先端産学連携研究推進センターが本学の取り纏めとサポートを行っています。
 当日は、荻原勲理事(学術・研究担当)の挨拶の後、情報、環境、アグリ・バイオ、医療・福祉、創薬、各分野から9つのテーマについて本学教員による発表が行われ、各テーマの平均聴講者数は60名、総聴講者は162名にのぼりました。
 各研究テーマ発表後には名刺交換会が行われました。サンプル展示や発表後の個別相談会では、熱心に耳を傾ける来場者の姿が見られました。
 本イベントを機に、技術相談・学術指導・共同研究へ発展し、実用化を通して社会貢献に繋がることが期待されています。

 当日のプログラムの詳細は、下記からご覧いただけます。 https://shingi.jst.go.jp/list/tuat/2018_tuat.html

<発表者と発表タイトル> 
発表者 発表タイトル
中澤靖元准教授 循環器系医療機器を指向したシルクフィブロイン基盤材料の開発
藤田桂英准教授 大規模オンライン議論における円滑な合意形成を目的とした自動評価技術とその可視化
堀川祥生特任准教授 1000年以上もの生存を保障する3次元構造体 〜常識を覆す『白い木材』〜
金勝一樹教授 高い発芽率で種子を長持ちさせる技術
田中雄一准教授 5000万人の患者を救うために――動画像からてんかん発作を検出するシステム
黒田裕教授 タンパク質・ペプチドの溶解性を制御して免疫応答を増強させる新技術
村岡貴博准教授 タンパク質リフォールディング促進剤
桝田晃司教授 超音波による極細カテーテルの血管内自動誘導システム
大栗博毅教授 元素を変えて活路を拓く――天然物の元素置換による創薬リード迅速合成
 
熱心な参加者で溢れる発表会場とロビーでの名刺交換の様子
 
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