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◎ 「未来価値創造実践人材育成コンソーシアム 国際シンポジウム」を開催
 6月27日(水)、小金井キャンパスにて、「未来価値創造実践人材育成コンソーシアム 国際シンポジウム」を開催しました。
 本学は、早稲田大学、国際基督教大学、産業技術総合研究所との4機関で「未来価値創造実践人材育成コンソーシアム」を構成し、JST科学技術人材育成のコンソーシアム構築事業の採択を受けています。このコンソーシアムでは、バイオロジカルマテリアルサイエンス分野において、豊かで持続可能な生活のためのイノベーションを実現する次世代研究者の育成を行うと共に、意欲の高い博士課程学生(イノベーション創出人材)の実社会等との接点を創出しています。
 今回の国際シンポジウムは、これらの人材が更に研究活動の幅を広げ、新たな国際共同研究あるいは分野横断的な研究の可能性を模索することを目的として開催しました。4機関の次世代研究者と研究支援員の6名(本学からは安達俊輔特任助教と武田康太特任助教の2名)が企画運営を行いました。当日のシンポジウムとポスターセッションでは、88名の研究者や学生の参加がありました。
 シンポジウムでは、冒頭の大野学長からの挨拶に始まり、農学・工学の各分野で活躍する海外研究者6名に、最先端の研究についてご講演頂き、次世代研究者も自身の研究発表を行いました。参加者からは多くの質疑応答があり、シンポジウムの最後にはJSTの山本恵司プログラム主管からご講評をいただき盛況な会となりました。ポスターセッションでは、20件の発表(うち15名は学生の発表)があり、海外の研究者も交えて、活発な議論があちこちで見られました。
 終了後には意見交換会を開催し、多くの参加者が海外研究者との人的交流を深めました。
 次世代研究者や学生がこの国際シンポジウムを通じて、分野を超えた広く多様な研究を知る機会となり、新たなステージに飛躍するきっかけとなりました。
 
大野学長の挨拶 講演いただいた研究者のみなさま
シンポジウムの様子 ポスターセッションの様子
 
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