今回は、農工大博士OB8名、企業人事4名、交流会参加企業13社のご協力により、博士人材としてのキャリアや企業としての考え方等について、パッション溢れるお話を提供いただきました。学生参加者は2日間で127名に上り、その95％が農工大生であったことからも、本イベントへの関心の高さが伺えます。
参加者の中には、「博士進学に不安がある」という学生も多く、その理由として「博士号取得後の就職が不安」という声が多くありました。しかし、イベント終了後のアンケートでは、「博士取得後の具体的イメージが明確になった」「博士号取得の意義が理解できた」という不安払拭につながる声も聞かれ、「博士人材の真の価値」が十分に伝わったことが伺えます。今後、本学から「国際社会をリードする博士人材」を複数輩出するうえで、その第一歩となるイベントとなりました。
