学内の動き T行事・イベント
◎ 大学院進学説明会を開催
 大学院進学説明会が開催されました。

<農学府 自然環境保全学専攻>
 6月10日(土)、府中キャンパス第1講義棟において、農学府自然環境保全学専攻の志望者に向けた大学院進学説明会が開催されました。説明会には、他大学の学生8名を含む29名が参加しました。
 土屋俊幸専攻長からの挨拶に続いて、専攻の教育研究の目標、カリキュラムの概要、修了後の進路などについて説明を行いました。特に、専攻教員が連携して分野横断的な研究活動を行っている2つのプロジェクト(シカの過密度化の影響を受けた生態系レジリエンスの評価手法の開発、都市緑地の生態的機能を活用した管理手法の開発)について詳しく紹介されました。そして、入学後は複数の研究室にまたがった指導を受けながら、こうした分野横断的な研究課題にも取り組むことができるシステムがあることについても説明が行われました。さらに、全体説明会の終了後には、指導を希望する教員との個別相談の時間を設けました。
 今年度の説明会では、受験を控えた4年生だけでなく、3年生の参加も目立ちました。早くから進学を意識して、計画的に学習を進めようとする学生が増えてきたことは、歓迎すべきことと思われます。


<農学府 国際環境農学専攻>
 6月24日(土)、府中キャンパスにおいて、農学府国際環境農学専攻の大学院入試説明会が開催され、他大学の学生、留学生を中心に7名が参加しました。
 プログラムでは、副専攻長の五味高志教授による冒頭の挨拶の後、専攻の概要および入試、カリキュラム、修了生の進路・就職状況などについて説明がありました。また、国際環境農学の特別な取組であるダブルディグリーが紹介されました。さらに、専攻内の各講座の教員がそれぞれの専門分野の研究説明をしました。質疑応答では、参加者から、入試状況や留学制度、副専攻システムなどについて、熱心な質問が多数寄せられました。
 また、説明会後には個別面談コーナーが設けられ、希望する指導教員との間で質疑応答が行われたほか、研究室の見学も実施しました。
 これまで本専攻では、このような形で説明会を行っていませんでしたが、今回のプログラムを通して、学内外の進学希望者に対して本専攻の教育研究内容を紹介し、受験へのモチベーションを高めてもらう良い機会となりました。
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